セキュリティの重要性
セキュリティは、非常に重要です。
コンピュータウイルスに感染すると、情報が盗まれたり、悪意のあるページに誘導されてしまったりして、コンピュータそのものが起動できなくなったりすることがあります。
また、自分のコンピュータに関連するwebサービスのアカウント(Googleアカウント、AppleID、各種ECサイトのIDなど)が乗っ取られてしまったりする可能性があるほか、SNSのアカウントが乗っ取られ、自分に成りすまして犯罪者がそのアカウントを利用し、誰かに被害を与えたり犯罪目的で利用しようとしたりする可能性があります。
クレジットカード番号が盗まれ、財産上の被害が生じたり、犯罪者が犯罪を起こし、捕まらないようにするためにそのクレジットカードの情報を利用する、という可能性もあります。
パスワードなどの情報は、漏洩すると、それを利用して他人が自分の情報に簡単にアクセスできてしまうことになるので、特に管理を徹底する必要があります。
トラブルを防ぐためにセキュリティソフトは大事
やはり、トラブルを防ぐためには、セキュリティソフトを導入することが大事になります。
セキュリティソフトはいろんな種類の製品が発売されています。
私はESETを利用していますが、トラブルが起きたことはいままで1度もありません。
さらに、セキュリティソフトを導入した上で、ログインパスワードを専用に管理するためのアプリを併用すると安全性が高まります。
おすすめは、1Passwordという製品です。
これを導入すると、アプリがパスワード管理をしてくれるので、マスターパスワードさえ覚えておけば良いだけの状態になります。
なお、MacOSやGoogleChromeやWindowsに搭載されているパスワードマネージャー機能を利用し、パスワードを記憶させておく、という方法でも問題はないかと思います。
SNSアカウントを乗っ取られないために
SNSの場合、苦労して築き上げたアカウントが乗っ取られる状態は、それまで苦労して築き上げたものをすべて失うことと同じです。
交流があったフォロワーを失ってしまうことになります。
アカウントを作り直してもう1度最初からやり直すとなると、同じくらいのアカウントに再び育てるにはかなりの時間と労力を必要とします。
アカウントを保護するためにも、ログイン情報はきちんと管理しましょう。
Facebook、Twitter、Instagramは、パスワード保護強化のために2段階認証を設定することができます。
もしスマートフォンやiPadを持っているなら、2段階認証用のアプリケーションをインストールして、2段階認証の設定を行ってください。
これを行えば、スマートフォンを持っている本人以外はアカウントにログインできなくなります(認証アプリが生成した数字を入力する仕組みになっている)
スマートフォンを紛失しない限り、アカウントを強力に保護できます。
WordPressの場合
WordPressのログインパスワードの場合、2段階認証機能がありません。
WordPressの管理画面から ユーザー>プロフィール>アカウント管理 の項目をたどると、アカウント管理についての設定があります。
ここで、ログインパスワードの文字列を生成してくれる機能はあります。
注意が必要なのは、新しいパスワードを生成し、それを新しいパスワードとして設定したあと、それをメモし忘れてしまうと、WordPressの管理画面にログインできなくなってしまう可能性があります。
それまで築き上げたブログがそれ以後、管理できない状態になってしまいますので、パスワードの取り扱いには細心の注意が必要です。