情報検索

コラム

流入経路について考える その3|検索での流入

2020-11-16

オンラインならではの事情

リアルの世界とは違い、オンラインでは情報を検索する機能が発達しています。

元々、コンピュータの世界の技術がベースになっていることもあり、オンライン上にあるwebページは、検索エンジンに調べたいワードを入力するかurlを直接入力することによってチェックすることができるようになっています。

webページの発見方法

webページを発見するためには、いくつかの方法があります。

検索

検索エンジンを使用して、検索をかける、という方法です。

検索エンジンはGoogleが有名です。

世界にはGoogle以外にも他の検索エンジンサービスがありますが、基幹システムはGoogleが提供するシステムを使用していたりすることもあり、検索エンジンの市場はGoogleが大きな影響力を持っています。

これはどういう状態か、というと…

パソコンやスマホで何かを調べようとするとき、webブラウザを起動させ、さらに検索エンジンのページに行き、そこにある検索フォームに自分の調べたいワードを入力して検索する、という手順を踏むことになります。

この行動のほとんどをGoogleが握っている、ということを意味しています(あとでまた触れます)

urlを直接入力する

webページを探す方法は、他にwebページのurlを直接自分で入力する、という方法があります。

これは、その文字列を知らないと目的のページにたどり着けない、という問題があります。

知っているか知らないかは、ページやそれを運営している人・団体の知名度に大きく左右されてきます。

また、無駄に長いurlだと、全部入力するのはとても大変な作業になります。

新しく買ってきたパソコンやスマホで初めてwebブラウザを使うときなどは、urlを直接入力して検索エンジンサービスをwebブラウザにブックマークして…ということをすると思います。

こういう場合を見れば、やはりわかりにくく覚えにくい文字列が長く続くと、入力してもらえないかもしれない?という問題が出てきます。

この方法の場合、urlを知っているかどうかの問題、ということになります。

リンクをクリックする

その他に、webページ上にあるリンクをクリックしてページにたどり着く、という方法があります。

まとめサイトのようなwebページを利用すると、リンクが貼り付けてありますので、効率的にページにたどり着ける可能性があります。

他にも、様々なサイトで日常的に参照元、という形でリンクが貼り付けられています。

この場合、自分がそれまで知らなかったwebページにたどり着けるかもしれない、という利点があります。

ただし、そのリンクを貼ろうと思ったページ作成者の考え方でリンクを貼るかどうかが決まるため、その人の方針に大きく左右される、ということにもなります。

どうやってwebページの存在を知るか?

話題になっているから知る

これは様々なwebページに特定のwebページやその執筆者や製品が取り上げられている、という状態です。

それを見て、その存在を知ることにより、webページがあることも知る、という状態です。

この場合、リンクやブラウザに表示されている写真などを見ることで、自らwebページに検索エンジン経由でアクセスするか、あるいはリンクをクリックすることでアクセスすることになります。

webを眺めていて偶然知る

webブラウザを眺めていて、そこに出てくるポップアップ広告をクリックしたり、あるいはリンクがなくても誰かが書いた文章中に取り上げられていて、それで偶然その存在を知る、ということもあります。

最近では動画メディア(Youtube)が人気を集めていますし、Instagramのように写真を投稿することがメインになっているSNSなどもあります。

こうしたメディアを眺めていて、気になったものを見て、それで知る、ということも多くなってきています。

この場合は、自分で求めていた情報以外の情報を偶然知る、という形になることが多いかと思います。

SNSのアカウント経由で知る

先ほどの状態に近いですが、TwitterやLINEなどのテキストメッセージでその存在を知る、という場合もあります。

この場合、親しい人から送られてきたメッセージによって知る、という意味合いが強くなります。

見ず知らずの人から届いたメッセージだと関心度合いは低いかもしれませんが、自分が信頼を置いている人から届いたメッセージの場合は素直に受け入れることが多く、その結果、そこに書いてある内容やリンクからwebページの存在を知る、ということになります。

メーリングリスト

メーリングリスト、メールマガジンに登録してあって、それ経由で情報を知る、という場合もあります。

特定の人に一括で情報を直に送る手段は、おそらくメールかLINEが1番効率的です(逆にいうと、それ以外の方法は今のところ存在しない、とさえ言える)

メールという方法は近年では重要度が過去に比べて低くなった、とも言われますが、メッセージを送る、という方法としては、依然として意味を持っています(おそらく、これが意味しているのは、昔よりもメール以外の方法に頼ることが多くなった、ということです)

リアル/オンライン上の他の媒体での宣伝広告を見て知る

その他に、宣伝広告を見て知る、ということもあります。

これは従来からあるメディア(テレビ、ラジオ、新聞、雑誌、街頭広告など)を目にしたり聞いたりすることで知る状態です。

また、先ほども述べましたが、webブラウザに現れたポップアップ広告や、web上にあるバナー広告、動画広告などを見聞きして知る、ということもあります。

 (次回に続く) 

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