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よつばの日記帳

プリンセスメーカー2|育成SLGはプリメから始まった|これは名作

2020-08-08

プリンセスメーカーというゲーム

プリンセスメーカーは、PC98用ゲームとして1991年にガイナックスから発売されました。

魔王を倒して王国を救った勇者が、娘を10歳から18歳まで育てる、というのが基本ストーリーです(シリーズによって、娘が孤児の場合もあれば、神から預けられたという設定になっている場合もある)

その後、システムに変更が加えられ、ゲーム機のフォーマットも変わったため、PC98版にあったやや成人向けのグラフィック要素が排除されたり、父親の職業が選択できるようになったり、武者修行が廃止されたりしました。

なお、第二弾のプリンセスメーカー2は1993年に、第三弾のプリンセスメーカー・ゆめみる妖精は1997年に発売されています。


プリンセスメーカー2 FM TOWNS版 店頭デモ

当時のガイナックス

当時、ガイナックスはアニメ作品だけでなく、パソコンゲームも制作していました。

ガイナックスのアニメ作品とのコラボが深いパソコンゲームを制作していて、中でも電脳学園シリーズは大ヒットしました。

そんな中で、オリジナルのゲーム作品として制作されたのがプリンセスメーカーでした。

プリンセスメーカー2

プリンセスメーカーはシリーズで5作作られていて、関連作品も幾つかあるのですが、おそらく2作目のプリンセスメーカー2がバランスの取れた面白い作品だったのではないか、と思います。

私はPC98版でのみプレイしたことがありますが、オープニングからエンディングまで通して1回遊ぼうとすると早くても5時間くらいかかったような気がします。

アルバイトの職業が豊富で、パラメーターの数値によってイベントが発生したりもします。

エンディングは多数用意されていて、すべて網羅するのは至難の技です。

悪い方向に育てれば、牢屋に入れられたり、不良仲間とつるむようになったりもしますし、魅力的に育てると見知らぬ男性から求婚されるようになったり、感受性豊かに育てすぎると家出してしまったりもします。

娘の衣装を着替えさせる、という機能もあり、年齢に応じてドレスを着させたりすると画面上の見た目とパラメーターが変化します(ただそれだけ)

とにかく、ゲーム中において、娘に勉強やアルバイトなどいろいろなことをさせながら教育し、育てていくというゲームであり、プレイヤー側はそのスケジュールを設定して娘の成長の過程を楽しむ、というゲームです。

育成SLGはここから始まった

それ以前にもゲーム中においてキャラクターを育てる、という要素のゲームはあったようです。

ドラクエ3などはおそらく、キャラクターを転職させたりしながら育成していく要素がありましたし、シミュレーションゲームの中には部下や仲間に指示を与えて育てていく要素が入ったゲームが存在しました。

ですが、育成することだけに特化したゲームはおそらく、プリンセスメーカーが最初でした。

その後、野球ゲームでキャラクター育成の要素が組み込まれたり、RPGでキャラを育成して楽しむ要素が強くなったり、ゲーム空間中を飛び回る飛行機にオプションをつけることで能力を上げて楽しんだりと、育成の要素(グレードアップさせる要素も含む)はゲームに多く見られます。

これからプリンセスメーカー2を遊ぶには?

(現時点で実際に遊べる可能性のあるものについてご紹介します)

DMM GAMES版

Steam版

https://store.steampowered.com/app/523000/Princess_Maker_2_Refine/

Windows版

プレイステーション2版

セガサターン版

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