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よつばの日記帳

AIR|ゲームの思い出|泣きゲーの世界

2020-07-11

泣きゲー

泣きゲー、と言われるゲームジャンルがあります。

主にノベルタイプのゲームで、シナリオで泣かせる(感動、あるいはその悲劇性のため?)ゲームです。

なお、泣きゲーが多いのはWindowsで動く美少女ゲームと呼ばれるジャンルです。

なお、印象としては、美少女ゲームないし泣きゲーが拡大したのは2000年前後だったように思います(現在でもこのジャンルのゲームは発売されているものの、以前のような影響力は持つに至っていないように思われる)

AIR


『AIR』 オープニングムービー (高解像度)

AIRはKey(ゲームメーカーの名前)が2000年に発売したゲームです。

ゲーム本編でのエロティックな要素は薄いですが、最初は18歳以上向けの扱いで発売されています。

主人公は日本中を放浪する若者です。

たまたま訪れた海岸近くの街で出会ったヒロインの家にしばらく居候することになり、その地域に住む人々との交流を深めていく、ということが主なストーリーです(第一部)

その後、時代が過去に遡り、主人公の祖先の話になります(第二部)

そして、第三部になると、カラスの視点からヒロインが描かれ、そしてエンディングを迎えます(第二部で語られた過去が、1000年後の現在に成就する、という物語の本当の目的も達成される)

ゲームの評価

このゲームは、様々なハードに移植されており、映像化もされてヒットしています。

また、とても評価されたゲームでもあります。

泣きゲーというジャンルでは、このゲームを抜きにして語ることはできないほどです。

第一部において3人のヒロインの各ストーリーを攻略すると、第二部に映ることができるようになりますが、第二部では選択肢が出てきません。

そして、第三部に突入しますが、第一部のストーリーが再び展開される(しかし、カラスの視点で眺めることしかできない)ことになります。

プレイヤー側がゲームに関与する余地は、ほぼ第一部にしかありません。

(もう読書に近い?という気もしないでも無いのですが…)

その制限された世界で一方的に繰り広げられる世界は、第三部のカラスに象徴されているかとも思います。

目の前で繰り広げられている出来事に対し、何もすることができないカラス(それを目撃しているプレイヤーも同じ)

そして、画面上で起きていることは悲劇的な話だったりします。

最終的に、どうにもならない宿命を負わされた主人公とヒロインは、その宿命から解放されることになりますが、その代わりに命を失うことになります。

1000年間繰り広げられてきた悲劇はここで終わった、という意味ではハッピーエンドですが、起きたことは悲劇でしかない(さらに、ヒロインの家族関係には救いが訪れるが、叶えられた幸せは実際にはほんのちっぽけなこと、とさえ言える)

客観的に見れば、普通に実現できるかもしれない幸せが手に入らない状況に置かれてしまった悲劇の解消の先には、極めて些細な幸せしか用意されていない、というのがこのゲームの現実です。

そのありふれたちっぽけさゆえに、感情が揺れることになるのかもしれません…

個人の人生における幸せってなんだろう?それは量なのか質なのか?そして、人生が幸せと言い切れるかどうかは分からず、もしかすると必ずしも幸せとは言えないのかもしれない(ゲーム中では死と引き換えに、あるところまで到達しているが…)、という課題をプレイヤー側に投げかけてくるゲームです。

このゲームを遊んだ当時の私

私はゲーム発売当時、大学2年生だったと記憶しています。

友人からこのゲームのことを聞いて、すぐに手に入れて遊びました。

そして、ほとんど1ヶ月くらい、寝ても覚めてもこのゲームに熱中する、という生活を送りました。

実際、感動して泣きました。

冷静になってみると、ゲームで繰り広げられている世界というのは突拍子もない話なのですが、それでも何かを考えさせるには十分であり、そこで訴えられている課題は、おそらく人間ならば誰でも持っている本質的な部分、とも思います。

それぞれ置かれた環境は人それぞれですが、それを良くも悪くもそれを生きていくしか無い、それが人間です。

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