目次
投資家編
邱永漢(作家、実業家)
- 途中でつまづいたりするのを、階段のせいにしないでください
- お金を貯めようと思うなら、天職を見つける方が先です
- やっていてすぐ時間がたつような、人生を短く感じられるような仕事を選ぶことです
ウォーレン・バフェット(投資家)
- 大事なのは、自分が好きなことを飛びきり上手にやること。お金は副産物にすぎない
- 私は一日中、いつもワクワクしているんです。なぜなら、自分が本当に愛してやまない人たちと一緒に、自分が本当に愛する仕事をしているのですから
- 日本企業、とりわけこれから事業を立ち上げようとする日本人への注文があります。それは、もっと顧客に焦点を当てて欲しいということです。喜んでいる顧客がいるような事業が失敗することはありません。あなたを愛する顧客と、あなたに満足する顧客がいれば、その事業はとても上手くいっているといえます。そのために、自分の仕事への愛情が大切になるのではありませんか
ジム・ロジャース(投資家)
- 変化に適応できない人は、変化に吹き飛ばされるだろう。変化を認識し反応する人は、利益を得るだろう
- 本当に忙しい人よりも、実は暇な人の方がいつも時間がないと言っている
- 冒険しないと、つまらない人生になってしまう
ジョージ・ソロス(投資家)
- 状況が悪くなればなるほど、ひっくり返すのは簡単になり、儲けも大きくなる
- 開かれた社会とは、他人の利益と両立して自己の利益を追求するうえで、人々が最大の自由を得ることができる社会である
歴史上の偉人編(商人に限らないこととする)
河合継之助(幕末の長岡藩家臣)
河合継之助は、長岡藩をスイスのような中立国家にしようと考えていた。当時日本に3門しかなかったガドリング砲のうち2門を長岡藩が持っていたのも、河合がそうした構想のもとに軍備拡張を進めたため。当時の日本にあっては非常にユニークな存在。
- 出るとき進むときは人の助けが要るが、おるとき退くときは己の力のみである。自ら決せよ。
- 地下百尺底の心をもって、ことに当たる(亡くなって埋葬された後に振り返っても「良いことをした」と思えるような行動をする、という意味)
- 天下になくては成らぬ人になるか、有ってはならぬ人となれ、沈香もたけ屁もこけ。牛羊となって人の血や肉に化してしまうか、豺狼となって人間の血や肉をくらいつくすかどちらかとなれ(人畜無害で平凡であることをあらわす「沈香も焚かず屁もひらず」を引用しながら、それを否定している)
上杉鷹山(江戸時代、米沢藩藩主、財政改革を成し遂げた)
- 人間は、いつも張り詰めた弓のようにしていては続かない
- 物を贈るには、薄くして誠あるを要す。物厚くして誠なきは、人に接する道にあらず
- 為せば成る為さねば成らぬ何事も成らぬは人の為さぬなりけり
徳川慶喜(江戸幕府最後の将軍)
- 千兵が最後の一兵になろうとも決して退いてはならぬ(ただし、慶喜本人は戦力が残っていたのにもかかわらず、側近らを連れて開陽丸で江戸へ逃亡する…)
- これからはお前の道を行きなさい(海外視察を終えて帰国した渋沢栄一にかけた言葉。渋沢栄一は慶喜の家臣、帰国した時には徳川幕府は無くなっていた。渋沢は慶喜の恩を終生忘れず、名誉回復に力添えし、自ら慶喜の伝記も執筆した)
- この世をばしばしの夢と聞きたれど おもへば長き月日なりけり(慶喜の辞世)
渋沢栄一が残した徳川慶喜の伝記は単行本、電子書籍でも手に入るようです。
東郷平八郎(連合艦隊司令長官)
- 咲くもよし散るもよし野の山桜、花のこころは知る人ぞ知る
- 遇直と笑わるるとも、終局の勝利は必ず誠実な者に帰すべし
- 皇国の興廃この一戦に在り、各員一層奮励努力せよ (日本海海戦を前に、乗船している総員へ訓示した言葉。なお、この言葉を書いたのは参謀の秋山真之。司令長官である東郷平八郎の名で訓示した。なお、明治維新から近代国家を立ち上げたことの全ては、国家の独立を保つためであり、当時の日本が日本海海戦に投じることができた戦力が国力のすべてだったことがうかがえる)
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商売の格言・ことわざ・教訓 その1
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