船団

コラム

船団の組織運営の方針から学ぶ|ビジネスへの応用

2020-09-30

船団の組織運営方針から学ぶ

現代における海上戦闘を例に取りながら、これを組織運用に当てはめてみたいと思います。

なお、直接応用できる、とは私も考えていませんが、様々な部署が関係しているところや、様々な要素への対応の仕方、統率の取り方を見ることで何かが得られるのではないか?という観点でご覧いただけると幸いです。

アメリカ海軍を例に

  • 従来のアメリカ海軍は空母を中心にしていた
  • 技術革新を背景に、空母中心主義では運用できなくなってきている

→ ミサイル、レーダー性能の向上など

  • 空母を敵に察知されないことは不可能となっている(レーダー性能の向上、船体が大きいので目視でもわかりやすい?)

→  攻撃にさらされやすい

  • 高性能防空システムを用意しても、対艦ミサイルを一斉に撃たれたらその物量には対処しきれない

これが現在の組織運用の前提

特に大事なこと

  • 母艦を守るにはまずミサイルから身を守ることが大事
  • 特に、船にとって航空戦力・地対艦ミサイルは脅威
  • 潜水艦からの魚雷攻撃も脅威

→ これを駆除し、まずはミサイルを撃たせないことが大事

→ 撃たれた場合、これを撃ち落とす必要がある

→ レーダーに察知されている状態なので、情報戦を仕掛けて相手を撹乱させることも大事

相手の攻撃を防ぐために

  • 航空機による哨戒(対空、対潜水艦、対艦)これが必須
  • さらに、護衛のための各種の船が必要

船団で一体となって運用する必要があるが、指揮系統の一本化は不可能

→ 状況は複雑なので、それぞれに権限を移譲して連携した方がいい

→ 大きな方針の元、その方針にしたがって各自が現場でできる役目を果たす

→ 逆に船それぞれには特徴があるので、できることが限られる(空母は航空機の基地となるが自分を自分で守ることはできない、駆逐艦は空や海中の敵を攻撃することができるが航空機の母艦とはなれない、船を船で攻撃して沈めるためには火力のある装備を搭載した船が必要(現在ではミサイルなどの登場で、戦艦はどこの国でも運用されていない)など

→ 船はそれぞれ大きさ、速度が違うので、役割を分けた方が機動的に運用できる

ビジネスへの応用

  • 目的を持ってそれに一体となって対処する必要がある
  • それぞれの目的に特化した設備、機能を持った人・ものなどを適切に配置して運用する
  • 運用はそれぞれの連携が大事、ヒエラルキー組織では対処しきれない

→ それぞれが自律的に動いてくれれば指示は少なくて済むし、機動的に対処できる強い集団となる

  • 連携するためには連絡を取り合う
  • 技術と環境の変化に応じた考え方の変更が大事
  • 何が1番の脅威なのか(被害が及ぶか)をよく考え、それを相手に実行させないことが大事
  • 現在では小さな攻撃1つでシステムに甚大な影響が出る可能性がある
  • 脅威を与えるものは事前に排除、遠ざけて、危害が及びそうになった時は確実に排除する

→ 権限は哨戒を行う部門(つまり現場)に集中するのが戦闘における現実

  • 目的を達成することがすべての目標である
  • 連絡を取り合っている状態なので、情報が伝わらなくなる事態は大きな悪影響が出る

→ 特に通信のセキュリティには気をつける

→ 通信内容の質については、現場の判断のもとに取捨選択してしまうことがいいことかどうかはわからないが、ウソの情報を伝えてはいけない、事実を伝え、見解をつけるのならば、事実とは必ず区別して伝える

→ 船団は個別バラバラの個体が集まったものとなるが、一体となって運用されることが大事になるので規律が大事(その規律が厳しい方がいいのか緩い方がいいのかはおそらく達成したい目的とそのためにとる手段、そして統括する管理者の方針で変わってくる。必ずこうであるべき、というものはおそらく無い)

まとめ

私がまとめられる範囲でまとめました(実際の船の現場の方の意見はまた違うかと思います)

実際の企業や組織においてこれが一般化できるかどうかはわかりませんが、もしここから何かを切り取っていただけたら幸いです。

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