私の趣味は読書です。
個人的な読書に対する取り組み方の経緯について、少し振り返ります。
読書をするようになった時期
私は小学校時代、読書をまったくしない子供でした。
読んでいた本や雑誌は、当時買ってもらった小学館の月刊誌「小学1年生」だけでした。
それも小学5年生くらいの頃には読むのを止めています。
兄がいたので、兄が読んだマンガには影響を受けました。
『北斗の拳』
『ドラゴンボール』
『シティーハンター』
『気まぐれオレンジロード』
『ドカベン』
このあたりのマンガはかなり読みました。
学校の図書館で、歴史マンガが置いてあったので、好きで借りて読みました。
また、何故か置いてあったオーディオアンプの本があって、これを読んでいるうちにオーディオを作ってみたい、という願望が少しずつ生まれました。
中学時代
中学1年生の時、吉本ばなな『哀しい予感』を読書感想文で読みました。
この本に出会ったのがちょうど多感な時期だったこともあってか、とても鮮烈な印象を受けました。
「本の世界にはきっとこんな素晴らしいものが待っているに違いない!」
こう思ったようで、次の吉本ばななを探すべく、本を漁るように読み始めます。
系統立って読むことはなく、濫読でした。
この頃の思い出の本は、
『ソフィーの世界』
『ビル・ゲイツ未来を語る』
『嵐が丘』
です。
高校時代
高校では登校拒否になってしまったので、あまりいい思い出はありません。
読書は続けていて、ブックオフに行って古本を買いに行くようになります。
受験勉強のこともあって、高校3年生になってからは読書をまったくしなかった記憶があります。
大学時代
大学に入学してからは、図書館をよく利用しました。
そもそも、大学から近いところにアパートを借りてしまったのと、周囲に娯楽施設がない場所だったので、図書館に行って本を読んだり借りたりするくらいが娯楽だった、ということも大きかったです。
年間で300冊以上は読んでいました。
大学生協で本を買うことも多く、講義が終わったらだいたい生協に行って、本を探して帰るのが日課でした。
卒業を前にアパートを引き払うときには、部屋が本でいっぱいになっていました。
『ローマ人の物語』
『第三の波』
この本には影響を受けました。
体を壊していた時期
体を壊してなかなか治らない日々が続きます。
働くにも働けない状態だったので、市立図書館に行って本を借りてくるくらいしか楽しみがありませんでした。
療養期間が長期間に及んだことによって、その後の人生が壊れてしまった部分がありますが、あてもなく読書できたということは、考え方によっては幸せなことだったと思います。
働き始めた時期
働き始めると、時間はありません。
読書は年間で10冊くらいになっていましました。
日本人の社会人の1日の学習時間が6分しかない、という調査がありますが、これも実感としてわかる数字です。
業種にもよると思いますが、私の就いた仕事はとても忙しく、時間が取れなかったです…
現在と今後
現在は自営業になりました。
時間的に余裕があり、また仕事上、読書をしないといけない事情も出てきて、本と向き合う生活になっています。
振り返ると、インプットはしてきたのですが、アウトプットができていない期間が長くあります。
それを行うのが、今後の課題になってくる、と感じています。
ゆくゆくは、なんの気兼ねも心配もなく、思う存分に読書だけして過ごしていけるような生活を送れるようになりたい、と思っています。