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コラム

【ドコモの場合】ケータイ・スマホ料金節約の方法|その6|dポイントは使いにくい

2020-08-07

まとめ dポイントを携帯代金支払いに充てることで節約はできるが、dポイントそれ自体は現状ではあまり使い道がない

dポイントとは?

dポイントは、NTTドコモのポイント制度で、1ポイントが1円として利用可能となっています。

dポイントはNTTドコモのページから会員登録すれば、ドコモの携帯電話を使用していなくても利用可能です。

ドコモの携帯電話を利用しているなら、毎月使用料金に応じてポイントがたまっていき、そのポイントは携帯電話の利用料金などに使用することができます。

dポイントを貯める方法

このdポイントを効率的に貯める方法があります。

クレジットカードのdカード、あるいはdカードGOLDに加入し、日々の買い物の料金をそれらで支払えば、dポイントが貯まります。

また、dカードGOLDならば、携帯料金で貯まるポイントが通常の10倍になります。

その他、提携店でカードを使えばポイント貯まったり、携帯料金をdカード払いにすることで一部プランの月額料金が割引になったりします(例えば、コンビニでの買い物をdカードで行うと5パーセントdポイントが貯まったりします)

また、スマホにdカードを登録しておき、スマホをかざすことでdカードで支払いを行うこともできます。

ドコモユーザーで携帯電話料金が多い人にはポイントが貯まるかも?

もし、ドコモの携帯電話を利用していて、その料金が多い人なら、dカードGOLDに加入することによってポイントが貯まりやすくなるかもしれません。

また、高速インターネットサービスであるドコモ光のサービス料金もドコモの携帯電話料金と同じくdカードGOLD払いにすることでポイントが通常の10倍貯まりやすくなります。

問題点 dポイント自体の汎用性の問題

もしdポイントに問題があるとしたら、dポイントが主にドコモのサービスで利用するか、JALポイントに換金する以外には他にあまり使い道がないことにあります。

少なくとも、いろいろなサービスを展開している楽天が展開する楽天ポイントのような使い方はできません(楽天ポイントの場合、楽天証券口座を持っていればポイントで株式投資ができたり、楽天ペイでQRコード決済がポイントで行えたり、楽天市場での買い物に使えたりできます)

ドコモのサービスの使用程度に応じてポイントは貯まりやすくなりますが、dポイント自体にサービスの広がりがあまりないことが1番の問題かもしれません。

なお、dポイントの場合、他社のポイントからdポイントに交換しやすくなっています。

JAL、イオンファイナンス、出光クレジット、三井住友カード、オリコカード、ジャックスカード、DCカード、JCBカードなどの独自ポイントをdポイントに交換することができます。

ただ、dポイントをそのまま使おうとすると、利用範囲が限られます。

ドコモの料金の支払いに充当する、あるいは特定の用途に向けてポイントを使う場合を除いて、あまりdポイント自体に汎用性はないのではないかと思います。

dポイントは、iDキャッシュバックで交換すればロスがなく、利用できる場所も増えます(有効期限が短いのでご注意ください)

この場合、dカードを持っていることが必須条件となります。

ドコモは通信事業以外のことには関心がないのだろうか?

(これはあくまで個人的な見解ですが)

ドコモは携帯電話事業などの本業以外にはあまり関心がないのではないか?という印象さえ受けます。

NTTドコモは携帯電話のシェアを4割近く獲得しているところを見ると、通信の品質やサービスには注力しても(それ以外のサービスである本業ではないdポイントの使い勝手を考えると)本業以外のことにはあまり関心がないように思えます。

ポイントサービスの使い勝手を向上させようとしているauとは対照的です。

こうした強気な方向性が支持されていくか、それとも仇となるのかはわかりませんが、NTTドコモの料金を支払い方法の工夫で割安にするのはちょっと制限があって不便、ということは言えそうです。

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