幸福

よつばの日記帳

幸福感について|幸せを感じない…

2020-07-10

幸福を感じる時

幸福とはなんでしょう?

言われてみると、実はうまく答えることができません。

幸福な状態というのは、不幸では無い状態のことだ、ということはきっと確かだろうと思いますが…その定義は不明です。

お金がたくさんあり、時間にも余裕があり、友人に恵まれて、愛する人がいて、高級車に乗っていて、大きな家に住んでいて、美味しいものを食べて…

(これはあくまで一般的なイメージです)

幸福とは、物がいっぱいあることなんでしょうか?それとも時間がたくさんあることなんでしょうか?お金があることなんでしょうか?人間関係が豊かなことをいうんでしょうか?

あるいは、それらを資産として多く持っていることが幸福というのでしょうか?

幸せって何?

時代によって、幸せの定義は違います。

人間として共通なものもあるでしょうが、少なくとも大昔には高級車は存在しません。

幸せとは、確かに幸せな状態にあることを幸せというかもしれませんが、毎日やることもなく生きていることは幸せと言えるのでしょうか?

幸せであろうとしていることが幸せなのか、ということも問題としてあると思います。

お金はないけども、幸せになりたいと願い、そのために行動している状態は、おそらく幸せというかもしれません(お金の量ではなく)

ということは、幸せというのは、物質の量とはいえない部分がある、ということになります。

結婚は幸せか?

ついでに、もう一つ基準としてよくわからない物があります。

結婚についてです。

結婚=幸せ、とは必ずしもいえません。

日本人の3組に1組が離婚する、と言われています。

仮に婚姻関係が続いているとしても、別居していたり、関係が冷え切っている場合もあり、常に争いが絶えない場合もあります。

結婚が幸せである、というのはやや短絡的な考え方かもしれません。

もちろん、結婚していない男性は早く亡くなる傾向にありますし、話し相手さえいない状態は幸せといえないかもしれません。

結婚は幸せであることの必須の要素ではありませんが、結婚していることで幸せになることもあるのは確かです。

得られないものもあるのは確かですが、幸せな夫婦は世の中に果たしてどれくらいいるのか?と問われたら、どう答えられますか?

ちょっと私にはわかりません…

幸せの基準になるもの

幸せの基準というのは、結局、何かに比べて幸せだから幸せ、と感じるということなのかもしれません。

喉が乾いている状態に比べて、喉が潤った状態は幸せです。

喉の乾きがあるからこそ、喉が潤うことで幸せを感じやすくなります。

これと同じで、幸せと感じられない状態に比べて幸せと感じられるかどうか、ということが幸せの基準なのではないか、と思います。

マズローの5大欲求

有名なマズローの5段階欲求という学説があります。

(マズローはアメリカの心理学者です)

それによると、(低次の欲求から)生理的欲求、安全欲求、社会的欲求、承認欲求、自己実現欲求の5つの段階が人間にあり、欲求が満たされるとさらに上の欲求を持つようになる、とされます。

生物として生きるための基礎的な欲求がまずあって、それが満たされると人間同士の関係において欲求が生じてきて、さらに他人から認められたいとする欲求、自己の願望が満たされたいとする欲求が生じてくることになります。

これら5つの欲求がすべて満たされると、おそらく幸せだといえます。

ということは、欲求が満たされていることが幸せ、ということなのかもしれません。

不幸とはどういうことか?

逆に、不幸とはどういうことなのでしょうか?

不幸とは、お金がなかったり、何かに苦しんでいる状態のことだといえます。

あるいは、希望が叶わないことを不幸ということもあるでしょう。

おそらく、思うようにいかないことを人は不幸と認識するようです。

幸せは長く続かない?

なお、よく「幸せは長く続かない」と言われることがあります。

幸せであることが難しい、ということを指してそう言っているのか、それとも本当に長く続かない物なのでしょうか?

ちなみに、何か大きな業績を若くして得てしまうと、後の人生は不幸である、という場合があるようです(これは実際の事例からみても、そういう側面が必ず存在します)

心理的におごりや傲慢が出てくるからなのか、それとも周囲に悪人が近寄ってきて不幸な目に遭うことになるからなのか、明確な理由はわかりません。

ですが、実際にものすごい評価を受けた後で、ぱたっと何もかもうまくいかなくなる人がいるのは事実です。

(逆に、幸せな状態をコントロールできれば、もしかするとものすごく幸せな人生を送ることができるのかもしれません)

絶対的な基準で言う幸せはどこにあるのか?

結局のところ、幸せとはなんなんでしょう?

他人と比べた(相対的な)幸せは確かに基準があるからわかりやすいですが、それが本当の意味で(絶対的な)幸せと言えるのでしょうか?

ひどいことをしてお金を儲けたとしても、それが人として幸せなのでしょうか?

お金の量が幸せならば、お金がない人はみんな不幸で、大金持ちはみんな幸せなんでしょうか?

幸せを感じる度合いがそれぞれ違うように、幸せの基準を固定して考えること自体が間違っているということになりそうです。

では、絶対的な意味で言う「幸せ」とは、一体なんでしょう?

心の満足

結局のところ、なんであれ心が満たされることが、ひとまず幸せということなのかもしれません。

人間として幸せなのかどうかという問題とはまた別ですけどね…

ちなみに…

余談ですが、このブログを書いている私は、あまり幸せではありません。

いろんな物がない状態ですし、社会的地位があるわけではありません…

他にも色々とあったため、世の中的には私は不幸せです。

幸せに遭遇した記憶があまりない、とさえ言えます。

私が文中で「幸せって何?」と言っているのも、幸せ感覚が乏しいことからきているのかもしれません…

幸せとは、一体なんなんでしょうね?

分からないのにそれを求めている…かなり滑稽ですね…

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