【研究結果】魚釣りについて
釣りの特徴(主にカツオの場合)
- カツオを一本釣りをする理由は、その方がカツオが高く売れるから(品質重視)
- カツオは網でとると傷んで質が落ちる
- 数を狙うなら網を利用した方がいい
カツオの狙い方
- カツオのいる水深は決まっている
- 一本釣りの場合、カツオのいる場所にピンポイントでエサを垂らすことができる
- 撒き餌は必要、複数の餌の中に針が通った餌がある → これに魚が引っかかる
- あるいは擬似餌を使う
→ この擬似餌には答えがないらしい、魚が釣れた擬似餌がいい擬似餌、の世界
- 水深によって擬似餌の種類を変えているらしい
→ 深いところにいるカツオと浅いところにいるカツオで使い分ける
- 生き餌もある → 生きた餌というおとりを使う
- 現在の釣りではだいたい電動リールを使って引き上げるらしい
(早すぎて魚が逃げる場合は手でひきあげる? → もしかすると、魚によって適した引き上げのスピードがあるかもしれない)、場合によってリールは使っていない?
つまり、
- 対象となる魚の性質に合わせて釣り方を変えている
- 同じ種類の魚であっても水深の違うところにいる群れの性質はそれぞれ違う
- ピンポイントで狙うなら狙いを定めてやらないとひっかけることができない
→ そのとき、撒き餌を用意して引っかかる確率を上げる
対策
- 場所や水深によって餌を変える
- 必要なら生き餌を使う
- はやく上げるなら無理せず電動リールを使う(引き上げる時も魚に応じて変化させる)
その他大事なこと
- 網を使うと持続的な資源保持ができない
- 網を使う場合、網を設置してあるところまで魚を追い込むか、網を移動させて魚の群れを捕獲する
- 魚が光に集まる性質を利用して強い光を照らし、網と併用する方法もある
- 魚群を察知することが大事 → 魚群探知機、あるいは鳥の群れ、魚の飛び跳ね、天候や波の様子で判断する
ビジネスへの応用
- ターゲットの性質を研究する
- ターゲットの行動に着目し、それに合わせた対策をとる
積極的に売り込む場合 一本釣り → ピンポイント、誘導し、釣り上げる
訪れたお客に売る場合 網で捕獲 → ターゲットを追い込むか、ターゲットをとり囲む
- 誘導する方法は対象によって適切な方法があり、決して一つだけではない
- 生身の誘導者(営業)を他に用意するのが有効な場合もある
- 対象を惹きつけるために適切な方法を使う → 必ず適切な方法を併用して結果につなげるのがよい
- 人の群れの兆候を見極める → 群れができる周辺には痕跡が必ず現れる → 各種のデータ・Googleアナリティクスなどは過去の数字だが、群れがいたことを分析することは可能
- 捕獲できる確率を上げるために、いくつもの方法を適切に併用して保険をかけるのが良い
最後にまとめ
私がまとめたところでは、これが限界です。
あとはこれを各自、実際の現場で経験として蓄積し、知識(情報)を知恵(体験知)へと昇華させてください。