人脈を考える2|人脈を広げる上で覚えておきたいこと

2020-10-28

人脈を作るには?

人脈とは、主に仕事上でのパートナーになりうる可能性がある人のことを示す場合が多いかと思います。

すぐにそれが役立つ場合もあれば、何か困ったときに役立つ場合もあります。

お金を支払って対価を受けるような関係ではなく、顔見知り、友人のようなものという位置付けになるかと思います。

その人は自分とカテゴリーが同じ業界の人とは限らず、全く違う職種、違う職業に就いていることがあります。

自分にとってパートナーとなりうるかどうか?

人脈となるかどうかの基準は、おそらくその人が自分にとって将来的なパートナーとなりうるかどうか、という点が大きなポイントになるかと思います。

学生時代のクラスメイトなどと違うのは、同じ場所に所属している同じ年齢の友達ではない、ということです。

世の中には考え方や生き方が違う人がいくらでもいますので(世界には70億人の人間が住んでいる)そもそも「同じ」ということはありません。

また、大人になると、友人関係というものは意識して作っていかないと広がっていくことはありません。

これらの理由があって、人は人脈を広げようとします。

問題になってくるのは、相手がパートナーになってくれるか、ということ以上に、自分が誰かにとってパートナーとなりうるか、というところにあります。

無条件で付き合える友達を探しているのならそれでもいいのですが、ここに「仕事上の」パートナーという条件がついてくると、少し傾向が変わっていきます。

異業種交流会は意味があるのか?

世の中には異業種交流会というものがあります。

おそらく、これは毎回出席したところで特に利益をもたらすようなものではない、と言えるかと思います。

していることは名刺交換をしたりしながら相手と短時間談笑する、というようなことになりますが、人間の姿形を知ってもらうことはできたとしても、その先にまでつながっていくかどうかは、ちょっと疑問が残るところです…

親友の定義

あくまで参考程度の話にしておいていただきたいのですが…

人が他人を友達・親友と認めるのは、ただ一緒に過ごした時間に比例するようです。

ただの知り合いから親友になるまで、およそ200時間を共に過ごすと、人は相手を親友と認めるようです。

詳しくはこちらの記事をご覧ください

https://www.dplay.jp/article/0000007816

異業種交流会は、顔を知ってもらうことはできても、そこから先の段階にいくのはまた違う努力を必要とするはずです。

婚活パーティー

似たようなものに、婚活パーティーがあります。

これは、結婚を意識している適齢期の男女が集まる出会いの場です。

仕事ではありませんが、パートナーを求めるという意味では何か通じるものがあるはずです。

ただし、婚活パーティーはマッチングの場でしかありません。

婚活パーティーで仮に連絡先を交換するなど、誰かと知り合うことができたとしても、その後の関係を親しいものにしていけるかどうかはまた別の問題です。

婚活パーティーで目立つこと・魅力的に振舞うことは、パートナーを見つけることに役立ったとしても、長続きさせることができるかどうかとは関係がありません。

もちろん、最低限の身だしなみや会話のマナーといったものを実践を通して学ぶ、という意味では役立つとは思いますが…

特定の場所に行くと違う人が集まっていることは確か

人間は肉体を持ち、実際に生きているので、必ず移動したりすることはありますし、どこかに所属したりすることにもなります。

ですので、自分とは違った考え方を持っていたり、自分とは生活様式が違っている人たちが好みそうな場、集まっていそうな場というのが確実にあります。

そういった人たちをターゲットにしたいのなら、やはり自分からそうした特定の場を求めにいかないと、そういうところに集まっている人たちと知り合うことは難しい、と言えます。

場へのアプローチの仕方

では、いかにそうした場に近づいていくか、ですが、異性の注目を惹きたいのであれば、やはり身だしなみを整えることは必須条件となります。

さらに、会話の仕方などに気をつけ、会話が苦手ならばお金を払ってでも異性と会話できる空間に足を運んで会話のトレーニングをする、というのも手段の1つになります。

また、会員制になっている場合だと、そこの入会基準を満たさない限りそこに入ることは難しいでしょう。

なので、基準を満たせるように努力するしかありません。

パスポート?

これは、イメージとしてはパスポートです。

パスポートが無いと海外に行くことはできません。

逆に、パスポートさえあれば、どこにでも行くことができます。

このように、なんらかの資格があれば、ただそれだけで世界が広がるということになります。

一定の基準、あるいは決まりが無いとしても暗黙の基準はどこにでもあります。

少なくともそれを上回ることができなければ、そこに入って何かをすることは難しいことになります。

相手に何かを与えうる人間であれば、必要とされる

場に属することができたら、その場で誰かに何かを与えることができれば、相手から必要とされる人間になる、結果的に自分は誰かにとって付き合う意味のある対象になります。

こういう存在になることができれば、おそらく人脈はできてきます。

(大事なのは、こうした状態である、というよりは、こうした状態であろうとする態度だ、と感じますが…)

むやみに求めても労力のムダ

もし人脈が欲しい、と思ってやたらに求め続けても、求めているその人自身はそう思っているだけで、交流を持つかどうするかを決めるのは相手の問題です。

ですので、自分だけの気持ちでどうにかなるものではありません。

相手に構わず動き回っているだけでどうにかならないとするなら、むやみに人脈を求めても労力のムダに終わる可能性が高い、と言えるかと思います。

仮になんの準備も無いままでうまく行ったとするなら、それは条件が整っていた、ということになるはずです(それがすべて揃っている可能性は、とても低いと思います)

自分を磨きましょう

以上から、

相手に自分がどう見えるのか?という視点を持ちながら、相手にとって自分は魅力的なのかを考え、相手に実際に提供できるだけのものを身につけることが得策だと言えます。

自分の能力を、外見だけでなく能力的にも高めていく努力をしましょう。

(やれば案外すぐに伸びていくものですので、恐れる必要はありません)

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