お金の話 お金はどうやって増やすのか

2020-07-11

お金についてのお話です。

こういう話題は敬遠されるかもしれませんが、生きる上でとても大事なことです。

直視しておかないと、人生を幸せにはできません。

そんなお話です。

お金のもつ作用

お金が持っている作用は、大きく3つに分類できます。

  1. 交換作用
  2. 貯蓄作用
  3. 価値表示作用

交換作用

お金があれば、商品と交換することができます。

商品を持っていなくても、お店に行ってお金を出せば、商品と交換することができます。

もし、持っているのが大変なくらい重たいものを、100キロ先の場所で必要になるから、という理由で持ち歩け、となると、かなり大変ですよね?

ですが、100キロ先の場所で同じものが売っていて、現地で手に入るのであれば、物ではなくお金にしてしまい(その方が軽い)、100キロ先の場所で購入すれば、重たいものを持ち運ぶ苦労は無くなります。

交換できる、ということは、お金を持っていることで現実の選択肢を色々と変えることができるようになる、ということを意味します。

貯蓄作用

もし、すぐに腐ってしまうかもしれないものをたくさん持っていたとして、その人はそういう貯蔵に向かない物だけを生産していた場合、どうなりますか?

当然、どんどん腐って行って、価値がなくなっていってしまいます。

ところが、それをお金に換えることで、その物の価値をずっと残しておくことができるようになるばかりか、お金そのものを大量に保存しておくこともできるようになります。

これは、お金から物に交換するのとは逆方向、物からお金へと価値の交換ができる、ということであり、物だとダメになってしまう可能性があるものも、お金ならば長く貯めて保存しておくことができる、ということです。

価値表示作用

価値の高いもの、低いもののバロメーターとして、お金は機能します。

リンゴが100円で売っている店と、200円で売っている店があるとすると、どっちの店が安いのかがわかりますし、また高いリンゴならば安いリンゴよりも価値が高いものらしい、ということも示してくれます。

働くのはお金を得るため

働く、ということは、生きるためであり、給料をもらって生活するためを意味します。

貨幣経済の世の中においては、自分の労働力を使って生み出した価値の量が収入の多さにつながります。

そうして得た賃金を、物を買うために使って商品に換えて、それを消費することによって生活が成り立っています。

(やりがい、働く喜びというのも存在することは確かですが、今回はトピックから外しました)

お金を増やすには

では、お金を増やすためにすることといえば何か?

今より多くお金を稼ぐ(収入を増やす)こと

お金が出ていく(お金を消費してしまう)のを防ぐこと

その差額で生み出されたお金がお金自身で増えていくようにすること

の以上3つです。

お金を稼ぐためには、ある程度の自己投資が必要です。それに対する出費は抑えてはいけません。

その上で、無駄な出費はしないことです。

生活レベルを無理のない範囲で落とす、でもいいです。

生活の固定費を少なくしていき、さらに変動する部分も無理なく削ることができれば、それによって収入を上げるための自己投資に回すことができるお金が増えることになります。

そして、収入を上げて下さい。

収入が上がったら、そのお金は使わず、お金自身で増えるよう、確実な方法で増やして下さい(ただし、全額でなくていい。現金として使う必要がない余剰金を、損失が出にくい金融商品に投資するのがいいです)

こうすることで、お金は増えます。

ポイントは、贅沢しないで生活レベルを落とすこと、パッとお金を娯楽など、収入を増やすことに直結しないことには使わないことです。

お金の魔力

お金には、人間の欲を刺激する魔力があります。

大量にあると、時に持ち主の性格まで変えてしまいます。

ですので、出費が多い体質になりやすく、無駄にお金を使ってしまいがちになります。

また、極端に無い状態の場合も、持ち主の性格に悪影響を与えます。

最低限のお金を持っていないと、やはり人間、いろんな場面で苦痛を味わうことになります。

お金を減らさない

ポイントになるのは、どんな経済状態にあっても、お金の使い方に気をつけることです。

無駄なことにはお金を使わず、使うべきところに使うのがいいです。

収入源になることを維持発展させていくことにお金は使う、というイメージを持ち、それ以外の無駄なことに対しては無駄遣いしない、というスタンスを貫く、つまり、生活費を抑えた生活をする、ということが鉄則です。

「お金持ち」とは?

お金持ち、というのは、収入額ではありません。

すぐに使える現金を多く持っている人が、お金持ちです。

収入が多いと課税額も大きくなるし、生活レベルも上げている人が多いので、実質的にはお金は持っていなかったりします。

借金も資産だったりする場合があり、そうなってくるとますます実質的に持っているお金は少ないです。

年収の多さは確かにお金持ちに比例はしますが、その生活の中身までみないと、その人がお金持ちかどうかは本当にはわかりません。

これは、生き方にもつながる話です。

幸せな老後

もはや、日本において幸せな老後を送ることができるパターンを歩める人は、ごく一握りになってしまったようです。

昔は普通に会社員として働いていれば、それ相応の賃金を得て、普通に幸せな老後を送ることができました。

今は、その会社員であることさえ、続けて行けるかわからない不安定な時代です。

会社は個人を守ってはくれません(リストラする場合だってあります)

ですので、個人を守ってくれるのは、お金です。

あるいは、お金を生み出す個人の能力だけです。

どうか、幸せな老後を送るためにも、何のために自分の時間を使うのか、何に投資して力を蓄えて行ったらいいのか、考えおくことをオススメします。

後悔しても、過去の時間は返ってきません。

気づくなら早い方がいいです。

行動して、行動を続けてみれば、現実は変わります。

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