学年ビリから1年半で大学に合格する方法|その2|ゼロがイチになった時

2020-06-12

基礎を固める

私がしたことは、範囲を絞ったことと、基礎を固めたことでした。

範囲を絞る、というのは、古典、現代文、英語、世界史の4つの教科以外は手をつけない、ということでした。

古典と英語の文法の習得をまず急ぎました。

英語についていえば、いまだに苦手です。

ただ、文法について言えば、文法の本は分厚いのですが、基礎の基礎の部分はそんなにバリエーションは存在しないように思います。

マスターすべきところはそんなに多いわけではない、と考えて、大事な部分から攻略することを心がけました。

古典については、文法が9割と思った方がいいでしょう。

知らないと、まったく解けない分野だからです。

逆に、知っていればこれほど楽な教科も他にないくらい、穴場だと言えます。

この文法の習得は、学校で配られていた文法書、練習のためのドリルなどをひたすら繰り返し解くことで対処しました。

成果が出るまでに要した期間

取り組み始めて3ヶ月くらい経ったころ、成果が出始めます。

定期試験で良い点数が取れるようになりました。

これが、何もないところから階段を一つずつ昇り始めた瞬間でした。

成績がビリまで落ちた自分としては、あとはもう上がるしかない、という状況だったとはいえ、その上がり始めた兆候が見えたことは、大きな前身です。

あとは進んでいくだけであり、方向性が間違っていないことの証明になりました。

成果

その後、私はひたすら机に向かって勉強することになります。

遅れを取り戻すため、なんとかしてこの最悪の状況を脱して、目標を達成するため。

私は努力をし続けました。

その間は、何も言わずにひたすら課題をこなすだけです。

そして、1冊終わらせたら、もう1回やり直してみる、この繰り返しです。

結果、高校3年生の5月の模試では、志望校として考えていた法政大学社会学部の合格判定でB判定が出ていました。

メンタル

もちろん、順風満帆だったわけではありません。

登校拒否の時は自己否定ばかりでしたし、復学した直後も、何もできない自分という現実に、もう絶望というしかないほどの惨めさを感じました。

泣いてどうなるものでもありませんが、やはり泣きました。

それでも、ふてくされずに、やってみようと思ったのは何だったか?と言えば、それはやはり私を信じてくれた人がまだいたからだったと思います。

それは、残念ながら、家族ではありませんでした。

友人でもありませんでした。

それは、担任の教師でした。

(次回に続く)

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