ポータブルオーディオ高音質化|ヘッドホンアンプ

2020-07-08

デジタル時代の高音質オーディオ

音楽を高音質で聴きたい!というニーズは、レコードの時代から根強くあります。

高音質の条件としては、雑音が少なかったり、出力できる音域の幅が広いことだったり、大きな音が出せることだったり、条件はいろいろあります。

なお、アナログオーディオの時代は、高音質を実現するには機材はある程度大きくなりがちな傾向にありました。

それは、アナログ機器の場合、波形にノイズを入れないためには安定性が大事だったからです(アナログ機器はノイズが波形に影響しやすい)

しかし、デジタルオーディオになってからは、機器が小型化しました。

デジタルの場合、しきい値があり、ある程度まではノイズがあってもそれに影響されずデータを読み出すことができるためです。

デジタルの場合、音源のデータの細かさにもよりますが、どんなに安っぽい再生機器でもそれなりの高音質で再生できるのは、アナログ機器よりも音源を再生環境に左右されずに再生できるから、と言えます。

スマホはポータブルオーディオ

身近な音楽プレーヤーは何か?

おそらく、いまの時代はスマホです。

なお、Androidの場合はメーカーがいくつもあり、激安スマホの場合は音質がよくない場合がありますが、iPhoneの場合、かなり高音質で音楽が聴けると思います(私は以前、1万5000円のAndroidスマホで音楽を聴いていましたが、価格がその5倍ほどするiPhoneにしたところ、格段に音質が向上しています)

(冒頭の説明からすると、デジタルなのになぜ音が悪くなるの?となるかもしれませんが、半導体の性能の違いや、アナログ回路の問題、ソフトウェアの問題が影響していると思われます)

なお、スマホで音楽を高音質で聴くためには、そのままヘッドホンで聴いてもいいのですが、よりクリアに聴く方法があります。

1つの条件は、ヘッドホンアンプを使用することです。

ポータブルヘッドホンアンプ

スマホと同じくらいの大きさで、スマホと束ねて使用できるように設計されているポータブルヘッドホンアンプが各種発売されています。

スマホからヘッドホンアンプにUSBで接続し、アンプ側でデータを処理、アナログ波形に変換した後で出力するようになっています。

スマホだけで聴くのと何が違うか、と言うと、ヘッドホンアンプは音楽に特化して設計された半導体を使用しており、幅広いデータフォーマットに対応していることが違います。

高性能な製品ならば、CDの何倍もの密度の高音質なデータフォーマットであるDSD音源を高音質のまま再生することも可能です。

いわば、音楽に特化した、データ処理専用コンピュータ、というわけです。

製品のご紹介

オーディオ製品は、こだわり始めると天井知らずの世界です。

ここでは、導入すれば間違いなく高音質で聴くことができる範囲でご紹介します。

ビギナーとして購入をオススメするのは、Fiio Q1Mark Ⅱです。

メーカーの製品紹介ページはこちら

https://www.fiio.jp/products/q1-mark2/

価格は1万5000円ほどです。

この製品は、iPhoneに向けて作られているので、iPhoneをお持ちの方にオススメです。

なお、日本国内のオーディオビジュアル機器の評論家らの選出で決定されるVGP2019を受賞しています。

VGP 2019 SUMMER のページ http://vgp.phileweb.com/vgp2019_summer/

DSD音源はこちらで購入できます mora https://mora.jp/special/dsd_list_jpn

iPhoneと音源、さらにFiiOがあるだけで、音楽がグッと高音質になります!

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