こんにちは!
今回は、仕事をする上であなたが追い求めなければならないものについて考えます。
会社は何のためにあるのか?
会社
営利を目的とする社団法人で、会社法による株式会社・合名会社・合資会社・合同会社の総称。また、会社法以外の法律により設立される、銀行・相互会社・信託会社などと特殊会社とを含めても用いられる。
② 同じ志をもって物事を行う集団。結社。仲間。 〔明治初期に用いられた語。① の原義〕 「本朝にて学術文芸の-を結びしは今日を始めとす/明六雑誌 1」三省堂 大辞林
もっと進めていうなら、一般的な会社といえば営利を目的とした集団なので、利益追求を追求する私的な集団、と言えるでしょう。
街の中を歩けば、会社のビルがいっぱいあります。
その数だけ、世の中には私的な目的で集まった人の集団がある、ということになります。
会社の目的
営利を求める一般企業においては、利益を上げることが目的です。
なので、会社で働く場合、会社の利益に貢献することが前提となります。
もちろん、いろんなポジションがありますので、直接お客さんに向かって仕事をしない立場の人もいるかと思われますけれど、その場合も自分の仕事をこなすこと、成果をあげることが期待されます。
利益率の問題
物を仕入れ、利潤をのせて売る。これが商売の原則です。
どの仕事においても、これは当てはまります。
自分が行う行動によって価値=利潤を生み出さないといけなくなるわけです。
では、それが実際に給料として跳ね返ってくるとしたら、どれくらい稼がないといけないか?が問題になります。
例えば、個人で商店を営んでいるとして、
1個80円のものに、利潤を20円のせて売るとします。
お客さんに100円で売れたとき、あなたに20円入ってくる、このとき利益率は20パーセントです。
この商品が1万個売れたときに、やっとあなたの収入は20万円となります。
商品の売り上げは100万円にならないと、収入は20万円にならないです。
想像すると、かなり大変です。
利益率が20パーセントとは限りませんが、現実がこれ以下だった場合は、さらに売り上げを伸ばさないと、もらえる給料は少なくなってしまいます。
必要な工夫
なので、売り上げを伸ばすための方法を考えないと、努力は報われません。
同じ1万個売るなら、楽に売れた方が労力が少なく済みますので、楽ですね。
そのためには、無駄を省くことと、仕事の量をこなせる環境を作ること、できればそれも半自動的にできるように心がけることが大事です。
さらに、仕事が対象に波及しやすくする必要もあるでしょう。
一石二鳥にも、三鳥にもなるような状態なら、同じ努力が2倍も3倍も結果に結びつきやすくなります。
要素の掛け算
売り上げを2倍に伸ばそう、という場合を考えます。
ここで、要素は3つあったとします。
例えば、来客数、注文数、商品単価
これを2倍にするには、3つの要素の1つづつをどれくらい上げなければならないか?
(ヒントは2の3乗根です)
どうですか?
1つの要素を5パーセントアップさせると… 1.16
1つの要素を10パーセントアップさせると… 1.331
1つの要素を15パーセントアップさせると… 1.521
1つの要素を20パーセントアップさせると… 1.728
1つの要素を25.99パーセントアップさせると… 1.9998
なので、
要素が3つある場合、要素をそれぞれ約26パーセント伸ばせれば、答えは2
要素が4つの場合は、要素をそれぞれ約18.9パーセント伸ばせれば、答えは2
要素が5つの場合は、要素をそれぞれ約14.87パーセント伸ばせれば、答えは2
となります。
案外、割合としては低く感じませんか?
なので、集客を26パーセント伸ばすために宣伝するもよし、
注文を26パーセント伸ばすために何かオススメ品を作るもよし、
商品単価を26パーセント伸ばすためにセットメニューを作るもよし、
ここにあとはどんな要素が関わってくるかを考えてみると、何ができるかが膨らんできますね。
ハンバーガー屋さんで注文すると「ポテトもいかがですか」とオススメされるのは、まさに売り上げを伸ばすための工夫です。
まとめ これは個人ならなおさら言えることです
会社で働く場合は成果は見えにくいかもしれません。
ですが、個人で事業を行おうとする場合、先ほど述べたこの要素を伸ばす考え方がなおさら大事になってきます。
何より、売り上げが伸びなければ、収入はゼロです。
死活問題ですね。
だから、何をすればいいか、しっかりと分析してみましょう。
もちろん、分析するだけでなく、行動してみて、うまくいったこととダメだったことを検証し、戦略を練り直すことが大事です。
頑張りましょうね!