副業にもいろいろある
副業、と一言で言っても、その中身は様々です。
新聞配達や空き時間を使ってのアルバイトも副業と言えば副業です。
ただし、効率的かつ時間を経ても投入した仕事が生き続けるようなものであればあるほど、あとになってじわじわ自分自身を助けてくれるような資産となってくれます。
考え方としては、自分が寝ている時間も世界のどこかにいる人が自分の作り上げたものにアクセスしたり、サービスを利用してくれることによって自分に利益が入り続けるようなもの、そんなものを作り出すことができたのなら、わざわざ時給が良い厳しい肉体労働に出かけなくても生きていくことが可能になります。
あとで資産になっていくようなものとしては、ブログ、アフィリエイト、Youtube、独自コンテンツ制作などがこれに当たります。
欠点は、成果がすぐには出てこないことです。
ブログなどの場合は、自分で宣伝したとしてもお金に限度がありますし、仮に宣伝を打ったとしても知名度が伴わない中で行う広告は無駄に終わる可能性が高くなります。
検索してもらうことで徐々に人目につく、という方法もありますが、これも検索エンジンに評価されるまで時間がかかってしまうので、なかなかすぐに成果が上がる、というものではありません。
即効性がないのに記事やコンテンツをひたすら作り続けなければいけない、という苦しさもあります。
生活費を捻出できるほどの収入を得られるようになるまではかなりの時間を必要とするので、その状態に届く前に挫折して撤退してしまう場合が多くあります。
お金を得やすいものから始めた方が楽
当面の生活資金と活動資金を得ていくためには、いきなりブログに集中するよりもお金を得られやすいような副業から手掛ける方が良いと思われます。
それは、せどりや物販など、もののやりとりを通じて常にお金が手元に残る可能性があるような副業です。
やり方は確立されており、手順にしたがって徐々に方法を覚えていけば、生活していくくらいのお金を得るだけの能力は手に入るかと思います。
少なくとも、ブログだけで生活しようとするよりも圧倒的に早く、生活を成り立たせることができるようになるでしょう。
問題は、ずっと自分だけで作業をし続けていこうとすると、自ずと作業の手が足りないことによる限界を迎えることです。
これを回避するために、協力者を募集したり、人を雇ったりして自分の作業時間を減らしていく工夫が求められることになります。
人とのコミュニケーションを取ることが苦手な人は、違ったやり方を考えるか、ある程度資金が貯まったところで見切りをつけるように決めておき、新しいことをする、ということも選択肢の1つです。
お金が手元にないと、とにかく不安です。
成果が出ない期間があまりに長いと、モチベーションを失っていきます…
なので、成果が出やすいことから副業を始めるという手順は、オススメできます。
ブログは時間がかかる
ブログは、やはりすぐには成果を得られないものです。
1記事執筆するのにやはりそれなりの時間がかかりますし、それをずっと書き続けていかないと、読者が集まりにくいということもあります。
また、ネット上の媒体にもブームがあります。
ブログがもっとももてはやされた時代は、もしかすると7〜8年ほど前かもしれません。
その当時は、現在ほどネットで副業という働き方を考えている人が少ない時代です。
現在ではブログを書いている人がとてもたくさんいます。
また、昔よりもブログで稼ぐことができなくなった、という趣旨のことを語る人も多く見受けられます。
明らかに新規参入者が増加し、裾野が広がった状態なので、少なくとも他との差別化ができないブログ記事は、誰かに見てもらうことも難しいかもしれません。
成果が出るまで時間がかかり、しかもブログを取り巻く環境は過去の時代よりも悪化し続けているのだとしたら、ブログを書くことだけで生きていくことは、とても大変なことです。
それでもブログに取り組む場合は、以上のことを認識した上でブログを書いていくことが必要になります。
せどり、物販から始めた方がいい
お金の面では、副業を始める手段としてせどり、物販から開始した方が無難です。
これらを手掛け、人とのやりとりの仕方や仕事のことについて知ることは、商売感覚を養うという利点もあるので、やっても損はないでしょう。
お金とは時間です
副業は、お金を稼ぐためにあります。
お金とは、すなわち時間です。
お金があることによって、誰かが自分の代わりに行ってくれたことに対してお金を支払い、そのサービスや利益を受けることができます。
お金を払ったからこそ、自分で魚を捕まえにいく必要もなく魚を買ってくることができます。
お金とは、商品(あるいは商品に詰まっている価値)を手に入れることを通じて時間を節約できる、というメリットを受けることができる可能性を持つものです。
なので、お金を払うということは、誰かが時間を使って得た結果を自分のものとして受け取る、ということと同じです。
価値を生み出すことができなければ、ネットで生き残ることは不可能です。
まずは、ビジネスに慣れる意味も込めて、すぐにお金になりやすい仕事から始める方が順序として理にかなっています。
わざわざ苦労しないように、きちんと方向性を認識しておくことは大事なことです。