【基本戦略】ケータイ・スマホ料金節約の方法|その1

2020-08-03

節約には固定費の節約が必須条件

これは携帯電話に限りませんが、毎月の固定費をできるだけ減らしていくことが節約のためには必要になります。

何年にもわたって長期間契約する性質のものは、特にそうです。

仮にケータイ・スマホに毎月1万円払っているのなら、年間12万円、10年間で120万円の出費になります。

それを毎月半分に減らすことができれば、10年間で60万円節約できることになります。

60万円というと、無視できない金額ですよね?

60万円あれば、中古自動車を買うことだってできますし、食費ならば外食を多くしても1年は大丈夫、高級ブランドのバッグだって買える金額ですし、腕時計なら結構なレベルの製品を買うことができるはずです。

まずは通話やネットをどの程度使っているか洗い出す

まずは、自分のケータイ・スマホの使用状況を洗い出しましょう。

通話時間はどの程度で、データ通信量はどの程度なのかを把握してください。

仕事で使っていて日本全国を移動することが多い、都市部から離れた場所に移動することが多い、という場合は、通信会社のサービスの質も大事なポイントになります。

また、端末の使用状況もチェックしておきましょう。

衝撃が加わりやすい過酷な環境で使用しているのか、それともオフィスワークがメインでいつもポケットやカバンやバッグの中に入れているだけなのかで、端末の壊れる可能性が違います(壊れた時の端末補償に関わってくる)

契約内容をチェックし、必要ない契約は解除する

自分に必要がない契約は、解除しましょう。

毎月の利用明細をチェックしてみてください。

中にはパックで加入しているので中身がわからない場合もあるかもしれませんが、そういう時は面倒くさがらずに通信会社のホームページなどでチェックしてください。

おそらく、そんなに通話しないのに通話し放題のプランがついていたり、データ通信を使用しないのにデータ通信量が多めに設定されていることがあるかと思います。

重複しているサービスがあったら1本に絞る

自分が生活していく中で何か重複しているサービスがあるようだったら、なるべく1本化していけば費用を節約することができます。

もしポケットWi-Fiを持っていたり、家にいることが多く家にWi-Fi環境がある、という場合なら、スマホでできるだけデータ通信を利用しないでできるだけWi-Fiを利用すればデータ通信量を抑えることができます。

節約できそうなところは節約する

さらに、使い方に無駄がないかチェックしましょう。

無駄にスマホを見るのを止める、とか、通話を通話アプリに切り替える、とか、Wi-Fi環境がある場所で無料通話ができるアプリで通話する、などです。

相手が同じサービスに加入しているならSkypeやLINEなどのサービスを使ったり、通話料を割安にできる通話アプリ(楽天でんわ、OCNでんわ、など)を利用するという方法もあります。

支払い方法を工夫する

使用量を節約する他に、支払い方法を工夫することも節約には有効です。

楽天モバイルの場合、料金を楽天ポイントで支払うことができます。

もし楽天が発行しているクレジットカードを検討しているなら、年会費2000円を支払って楽天ゴールドカードに切り替えた上で、他の生活費をなるべくそのカードで支払うようにすれば、ポイント還元率もアップするので、実質的に自分のお金が減っていくことを抑えることができます。

いままでただ消費していたお金の一部がポイントとして戻ってくるのと同じですから、そのポイントで支払えるものがあるなら、やはりお得です。

通信会社はそれぞれクレジットカードを発行しているので、自分の使い勝手に合わせてそれらのカードを契約してみることも検討しましょう。

使い放題は割高、という人もいる

よくあることですが、使い放題プランがお得だと思って契約したけれど、結局割高だった、というパターンがあります。

万が一のことを考えて、あるいはお店の販売員に勧められてなんとなく契約していることがあるかと思いますが…

そんなに通話しない人の場合、明らかに無駄ですし、そんなにデータ通信を使用しないのに無駄にデータ通信量が多いプランに入っていても、やっぱり無駄です。

それに、万が一の時のため、といっても、その万が一の事態が起きる確率は、本当に1万分の1(0.01パーセント)かそれ以下かもしれませんよ?

ほぼ起こらない事態にすべて備えていたら、いくらお金があっても足りませんし、心配のし過ぎというものです。

端末補償サービスは場合によって無駄

大手通信キャリアでよく端末補償サービスを展開していますが、これも使い方によっては無駄です。

仮にこのサービスを利用しても、完全無料で利用できるわけではありません。

それに、過酷な使い方をしていないのに加入していても、端末が壊れないのだから意味がありません。

トイレに端末を落としてしまった、端末を洗濯してしまった、といううっかりミスは誰にでもあるとしても、使い方を気をつけていればいいわけで、そういうミスが無いという自信があるなら、はっきり言って端末補償サービスはムダです。

小さな額の値動きに敏感なのに、大きな額の値動きには鈍感

人間は不思議なもので、目によくつく割と少額の商品の値上げにはとても敏感です。

野菜の値上げ、ハンバーガーの値上げ、コーヒー1杯の値段、自動販売機のジュースの値上げ、タバコの値上げ、など…

こういうものには割と敏感に反応しがちなのに、それよりも高いものの値動きには鈍感です。

通信量は目に見えませんし、契約すると引き落としやクレジットカード決済などで代金が支払われるので、その金額にはあまり痛みを感じられないのかもしれません。

よく考えてみると、缶ジュース1本よりも、ケータイ・スマホ代の方が明らかに高価な買い物です。

気にしない方が不自然です。

節約は、不必要なものは使わない、ということを徹底しないと達成できません。

(次回に続く)

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