能力を高め、商品を作る|価値を生み出す

2020-07-25

まとめ

  • 自分の商品を作ることは大事なこと
  • そのための自己投資は大事
  • 自分の能力は最後まで残る
  • 金融投資よりも短い期間と少ない額で大きなリターンが得られる
  • 独自の価値を生み出せれば生き残れる可能性が高くなる

商品とは?

ここで言う「商品」とは、有形無形を問わず生産・流通・交換されるモノやサービスや情報と、個人の能力を含んでいます(辞書に載っている「商品」という言葉には、個人の能力は含まれないようです)

まずは自分の能力を高めるための投資をする

商品を作るためには、その商品を作るための材料が必要です。

普通の場合、先に材料を仕入れ、それを加工して商品にする必要があります。

商品を作る場合も、まず先に商品を作るのに必要になるモノや能力を仕入れたりする必要があります。

材料が必要ですし、商品を作るための製造能力を確保しないと商品はできません。

特に、製造能力にあたるものは大事になります。

個人の場合、それは何かをするためのスキルです。

英語を話せる、プログラミングができる、特殊な機械を操作する能力がある、機械を設計する能力がある…

こうした能力があった方が、自分なりの商品を作ることが簡単になりますし質の良いものが作りやすくなります。

これがあって、やっと商品を作るための下地ができたことになり、あとは材料を仕入れるなどした後、商品を製造すれば完成します。

なぜ商品を作る?

さて、どうして商品を作る話をしているか、ですが…

商品を作って販売することこそが経済活動の基礎だからです。

価値に対してお金は支払われます。

商品というのは、価値そのものです。

商品を作り、それを売って販売する、というのは確かに面倒なことかもしれませんが、売れる商品を作れるならば、今後の世界をより生きていきやすくなる可能性が高いと言えます。

雇用されて働いている状態は、いわば誰かの商品を作るための手助けをしているだけです。

その誰かに頼りきりでいると、もしかすると自分の生活を脅かされる事態が発生することだってあります。

競争が激化しており、技術も進歩しているので、いま働いている会社が将来無くなっているかもしれませんし、人工知能が発展すれば人間の労働者は必要なくなる、あるいは低賃金の仕事しか無くなってしまうかもしれない、と言う事態が発生する可能性が高いのです。

なお、自分の能力も、ある意味で商品です。

これを武器に、給料が高い会社で働くと言うことだって、能力という名の商品を高く売るための工夫です(必要とされる能力がありさえすれば、会社が倒産しても次の会社に移っていくことができる)

お金は失われても能力は死なない限り無くならない

商品を作るためのこの能力は、失われることはありません。

能力をノウハウ、と言い換えてもいいでしょう。

また、自分の能力があれば、すべての資産を失ったとしても再び立ち直れる可能性があります。

この能力を高めておくことができれば、生きる上で困難な状況を乗り切れる確率が高くなります。

短期的に効果が現れる

金融投資は成果が上がりにくいものです。

ですが、個人の能力への投資は、金融投資よりも早い期間で成果を挙げることができます。

英語が喋れないとしても、本気になれば3ヶ月から半年ほどあれば話せるようになるはずですし、プログラミング学習についても同様です。

そうしてお金を得るための力を付ければ、新しい可能性が広がりますし、それに要した費用は、海外の名門私立大学に4年間留学するという場合でも無い限り、それほど高くなることは無いはずです。

確かな価値は世の中を豊かにする

繰り返しますが、金融投資は莫大な元手が無い限り、儲けることは難しいです。

自分の能力は、どんな危機に対しても最後まで手元に残る資産です。

それを元に、自分なりの商品を作って売る方が、これからの不安定で不確実な世界では生き残っていける確率が高くなります。

それは流行りの情報産業だけの話ではありません。

就業者が少なくなっている農業なども、有力が候補と言えます。

誰も作れない魅力的な作物を安定的に生産することができれば、黙っていても作物は売れていくでしょうし、食糧危機が訪れても最悪生きていくことはできます。

あるいは、いまは見向きもされないけれど将来的に重要になる仕事もあると思われます。

もし大学生なら、政治状況を判断した上で、第二外国語として誰も履修しない言語を選択する、というのも良いかもしれません(私が学生だった約20年前はロシア語は不人気でしたが、だからこそ選択する価値があるかもしれません。その気があれば、ロシア語で貿易関係の仕事をする、ということだって不可能では無いはずです)

みんなが向かっているトレンドは参考にするべきですが、案外、見向きもされないような産業にこそチャンスが眠っています。

なので、商品を作るということは、生活を成り立たせることでもあり、新しい可能性への投資であり、人生を安定させてくれるための可能性でもあり、そのために自己投資することは極めて重要です。

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