ネットビジネスを始めるにあたって、何を商品にするかで迷うかと思います。
今回は、商品の作り方について解説します。
ネットビジネスの商品の作り方
ネットビジネスとはいえ、ビジネスであることに変わりはありません。
違いがあるとすれば、ネットを利用しているかどうかの違いです。
ネットの利便性により沿っているかどうかが、上手くいくかどうかの違いになります。
商品の大まかな分類は3つ
ネットビジネスで収益を上げる場合、商品の種類は大まかに分類して3種類あります。
- 物を売る
- サービスを売る
- 広告収入を得る
物を売る
- せどり・物販
- ハンドメイドの商品
- その他自分で作った商品
- 誰かが作った商品を売る
この場合、実際に形があるものをネットで紹介し、それに興味をもった人に売ることになります。
実際に相手に郵便や宅配便で届ける、という作業が必要です。
既製品を売る場合は、仕入れと販売価格の差額で儲けを出しますが、自分の商品がある場合は原価率を低く抑えて利益を大きくすることも可能です(ただし、そのためには売れる商品を作る必要がある)
また、販売を代行する代わりに仲介手数料をもらう、という形もあります(アフィリエイトはこの仕組み)
サービスを売る
- 知識・ノウハウを売る
- サポート業務を売る
- 講座を開く
サービスを売る場合、具体的な物を売るのではなく、形が無いものを売ることになります(〇〇のやり方、というように、問題を解決するための方法を売る)
この場合、文字や映像や音声などの形で知識やノウハウを誰かに売る、という形をとるか、または何らかの作業を代行したり、困っている人に指導する、という形もあります。
そのほか、知識とサポートをセットにして講座を開く、という形もあります。
広告収入を得る
- ブログ
- YouTube
- その他メディア
広告収入を得る、という方法もあります。
この場合、自分でアクセスを集められるブログやYouTubeチャンネルを持っていることが必要です。
テレビ局や新聞・雑誌などは広告収入に依存していますが、これを個人でインターネット上で行う、ということと同じです。
要素を掛け合わせている場合が多い
収益を上げる方法は、いくつもの要素を掛け合わせている場合が多くあります。
例えば、メールマガジンの場合、知識・ノウハウを定期的に配信しながら、そこで購読者から購読料を取ったり、商品をそこで販売したり紹介料をもらうために誰かの商品を紹介したり、自分の講座を販売したりしています。
物を販売する場合は、どこかのサービスに登録してそこで物を販売するので、そのサービスのルールに従う必要がありますが、そうで無い場合、自分のメディアを持っていれば、それを活用して自由に展開していくことも可能です。
何を商品にするか?
問題は、何を商品にするか、です。
結論としては、何でも商品になります。
ただし、利益をあげやすいものもあれば、そうではないものもある、という違いだけ、と言えます。
せどり・物販の場合、選んだ商品に需要があるならすぐに売れていきますが、利益率が低い物を売ることが多いと時間と労力を取られる、ということがあります(ある程度利益を出すためには、仕入れのための資金も必要)
ブログやYouTubeを始めたばかりの頃はアクセスが集まらず、利益が上がりにくいですが、人気が出れば過去に作ったコンテンツにアクセスが集まり、そこから広告などで収益を得ることができます(ただし、人気が出るまで続けられるか、工夫と改善を続けられるか、という問題がある)
このように、それぞれメリットの背後には、継続が難しかったり、利益が上がりにくかったりする、などのデメリットを抱えていたりします。
それをカバーする状態を作る(外注する、人を雇うなど)ことも、ビジネスを拡大していくためにはいずれ必要になります。
まとめ すぐに上手くいくわけではない、と心得ることが大事
ネットビジネスだからすぐに上手くいく、というものではありません。
確かに、現実世界で行うビジネスよりは早めに上手くいく可能性はありますが、すべてが上手くいくということにはなりません。
だめだと思ったら、違う方法でやってみる、違う媒体で展開してみる、表現方法を変えてみるなどいろいろ試行錯誤して、成功するまでビジネスに取り組むことが大事です。
(次回に続きます)