お金のタイミングと寿命の話 その2

2021-01-21

お金の管理はとても大事です

お金は、管理が重要です。

管理、というのは、まず把握しないとできません。

どれだけお金や資産を持っていて、どれだけの出費があって、どれだけの収入があるのか、ということをまずは大まかにでも把握しておかないと、どこにどれだけ使ったらいいかがわからなくなります。

これを把握した上で、どの部分をどのように改善していけばいいのかが見えてくると思います。

持っている資産を増やす、出費を減らす、収入を増やす、といったそれぞれの項目に対する対応策を考えて実行していくと、効果的にお金を管理していけます。

また、預金通帳や銀行のログインパスワード、クレジットカード情報などの保護を行うことも、お金を管理することの1つです。

お金が流出していくのを防ぎつつ、お金が多く流入してくるようにして、さらにお金そのものの価値が減っていかないようにしていけば、お金は貯まっていきます。

お金は稼ぐだけではない

最近は副業や起業独立が盛んにいわれることが多く、こうした情報を多く目にすることが多くなったかと思います。

実際、こうした副業を行うことの先にあるのは、お金を稼ぐ、ということです。

これは大事なことですが、お金を稼いだらそれをどうするのか、という視点を持っていた方が、よりうまく生きていける、と私は考えています。

お金を稼いでも、それ以上に使ってしまえばいくら稼いでもお金が足りません。

しかも、税金のことを忘れがちになったりするので、一時期大量にお金を稼いだのにお金が足りなくなって困る、ということも起こったりします。

また、副業のおかれている環境が激変して、売り上げが急減する、ということも実際に起きたりするものです。

特にネットを利用している場合、現実のビジネスを展開するよりもこうしたことがおきやすい分野があるのかな?と思います(例えば、SEOはGoogleのアルゴリズムが変わればすぐにアクセス順位に影響が出ます)

稼ぐ力をつけることは大事なのですが、お金ということでみると、稼ぐならいろんな視点を持って、いま取り組んでいるものが1つダメになっても他で生きていけるような違う仕事を確保しておくとか、新規分野に挑戦し続けるとか、そうしたことをし続けていかないと、環境の変化に耐えられなくなって苦しむことになりかねません。

なので、お金を失わないようにしたり、増やしていったりすることもきちんと考えておかないといけないのです。

お金は節約しないといけない

私は、お金は節約した方がいいと考えます。

なぜなら、お金は支払ったら、そのお金は相手のものになるわけであり、それを取り戻そうとする場合、自分でその分の仕事や価値を誰かに提供して再びどこかから得ないと取り戻せないものだからです。

これは、結構な時間と手間がかかる場合もあります。

さらに、生活には毎月あまり変動しなくてもずっとかかり続ける固定費が存在します。

こうしたものを圧縮していかないと、お金はあっという間に失われていきます。

「自分はそんな貧乏くさいことは嫌いだ!」

という方もいらっしゃると思いますし、お金は払うから戻ってくるものだ、という考え方も確かにその通りなのですが、無駄を削減することのメリットは、削減した分がそのまま自分の利益として残るところにあります。

気前がいいのは相手に見せる姿であり、それをしている自分が好き、ということもあるとしても、相手の評価が得られなくなったらさらに気前よくお金を多く使っていくようになって…という悪循環に陥る可能性もあります(その人がこちらを本当に尊敬してくれているかというと、決してそうではありません)

そうではなく、必要なところに必要なだけお金をかけることが大事です。

それは誰かに見せびらかすためではなく、自分のために使う、自分の事業を安定させるために使う、といった本質的部分に対しての使い方のために使うためです。

ですので、お金は節約した方が良い、ということです。

お金は増やさなければいけない

持っているお金は、増やさないととてももったいないです。

いま持っている1万円は、そのまま何もしなければ、おそらく1万円分の価値しかありません(本当は少し上がっているか、下がっている)

ですが、それを投資すれば、もっと価値を生んでいます。

もっと長い期間で考えると、30年後にはどうなっているでしょうか?

増やすためのお金は、明日必要になるお金ではありません。

あまりすぐ使わないお金を長期間投資に回して、それには手をつけないことが大事です。

作物が大きく育ったところで収穫するようなイメージです。

お金は貯めておかなければいけない

お金は流れやすいものなので、ある程度貯めておかないといけません。

短期的に必要なお金が無いと、非常に困ることになります。

目の前のお金は、すぐに必要になることが多く、そのためにお金を貯めておく必要があります。

(先ほどの増やすためのお金とは性質が異なります)

なお、現金を持っていると盗まれたり、火事で燃えてしまったり、ということもありますので、やはり決済のためにはお金を銀行に預けておいて、きちんと管理する、必要に応じて引き出す、というようにしておくのが良いかと思います。

株や投資信託、その他金融投資の場合、すぐに現金になりませんので、急なトラブルに対応するためには現金と銀行預金を支払いに必要な分は確保しておくことが大事かと思います。

お金は使わなければ意味がない

お金は、手段でしかありません。

お金をいくら持っていても、使わないならただの紙、金属、あるいは数字が多くある、くらいでしかありません。

確かに、威力がある武器を持っていることはそれだけで意味を持ちますが、それを使用するという可能性があるからこそ、その武器は意味を持ちます。

お金もこれと同じで、お金を多く持っていることは確かに意味を持ちますが、そのお金を使わないのなら、意味はありません。

それに、苦労してお金を稼いでも、使う前に自分が亡くなってしまったりしたら、その人はただ苦労しただけの人生になります。

それを望む人ならそれもいいかもしれませんが、それではその人はお金のために生きたのでしょうか?(ちょっと悲しいと思います)

お金は取られるもの

お金はどこかに必ず取られていくものです。

正確には、人は生きているとなんらかのサービスを受けたりしており、そのための費用がかかっているので、お金を支払わなければいけないということになります。

それは税金という形だったり、電気やガスといった生活に必要なものだったりします。

生きているだけでお金がかかる、と言っても言い過ぎでは無いかもしれません。

そこから逃れることはできません。

仮に逃れるとしても、それは無人島に行き、誰の力も借りないで自分で食料を確保しつつあらゆるものを自分でまかなって生きていくようなロビンソン・クルーソーのような生活をしないと無理です(現実的とは言えません)

人間として生まれたからには、せめて人間的な生活をしなければ、人間として生まれた甲斐がありません。

お金は自分で何もしなくても、知らぬうちにサービスを受けている以上、どこかから取られていくものです。

お金はずっとあるわけではない

お金はずっとある、と思うのは間違いです。

お金はあっという間に無くなります。

少なくとも、収入が断たれればお金は急速に減っていきますし、投資からの収入も無い場合も同じことが起きます。

生きていれば、トラブルは必ず起こります。

自分で健康だと思っていても、病気にかかったり事故に遭うことは十分考えられることです。

人との関わりの中で、誰かに頼まれて何かを行い、結果的に自分のお金を失うこともあります。

誘惑に負けることもあります。

あらゆるものをブロックしていたら、おそらく一生修行に明け暮れるような厳しい生き方をしない限りは無理です。

生きている限り、必ず何か事件は起こり、トラブルに巻き込まれ、急な出費が必要になったりするので、ずっとお金があると思うことは安全な考え方とは言えません。

お金がずっと稼ぎ続けると思い込むこともまた、幻想です。

会社がいつ無くなるかは誰にもわかりません。

自分の仕事が市場ごとなくなってしまうことだって、十分考えられることです。

何かをあてにしすぎないで、むしろ悲観するくらいの気持ちで万が一の事態に備えているくらいの方が結果的にうまくいくのではないか?と思います。

(次回に続く)

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