ファミコンの思い出|その3|RFスイッチ

2020-07-29

ファミコンは接続しにくかった

テレビとファミコンを接続することは、かなり面倒でした。

ファミコンが発売された当時は、まだ家庭用ビデオテープレコーダーは発売されておらず、おなじみの赤青黄で色分けされたRCA端子もありませんし、テレビ本体にビデオ入力の切り替えボタンすらありませんでした。

テレビにテレビ電波放送の信号のようにファミコンの映像と音声を伝える必要がありました。

その時に使われたのがRFスイッチという部品です。

Wikipedia 高周波スイッチ https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AB%98%E5%91%A8%E6%B3%A2%E3%82%B9%E3%82%A4%E3%83%83%E3%83%81

通常のテレビ信号のケーブルをRFスイッチに接続し、ファミコンからのケーブルもRFスイッチに接続、そしてテレビ本体のテレビ信号接続端子にRFスイッチを繋げて使用します。

なお、テレビの信号ケーブルには各種種類があって、場合によってはケーブルを自分でうまく加工する必要もありました。

電気の知識がある場合を除き、これら一連の設定を行うのはなかなか難しいものでした。

おまけ(テレビの受信設定トラブル)

アナログブラウン管テレビの時代は、このチャンネル設定を子どもがいじってしまって、チャンネルが映らなくなってしまうトラブルが起きることがありました。

(実際に私もいじってしまって、家族に怒られたことが何度かあります)

ブラウン管テレビも90年代の製品は画面にガイドまで表示されて自動的にチューニングしてくれたように思いますが、それでもうまく設定できなかったように記憶しています(普段操作することがないので操作に慣れない)

昔は携帯電話もインターネットもありませんでした。

テレビは娯楽の王様で、それが映らない、というのは一大事でした。

いまの時代では、そういうトラブル自体が起こりにくくなっていると思いますが…

昔はやはり面倒なことが多かったですね(^^;

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