仮想通貨にかかる税金 初心者目線で仮想通貨とは何か調べてみた その6

2021-08-02

仮想通貨にかかる税金

仮想通貨で得た利益には税金がかかります。

これは、株式や他の金融商品でも同じです。

なお、持っているだけの状態に対しては税金はかかりません(資産課税ではない)

つまり、売買をして儲けが出たときに、その儲けに対して税金がかかってくる、ということになります。

簡単にいうと、金融商品を買って持っているだけの時に預金そのものに税金はかかりません。

預金で発生した利子に対して税金は発生していますが、銀行が代わりに税金の処理をしてくれているので、税金を差し引かれた利息が支払われている形になります。

あるいは、株を買っても、それを保有している時に株そのものに対して税金はかかりません。

株を売った時に出た利益や株の配当に対して税金が発生します。

仮想通貨もこれと同じです。

申告では雑所得扱いになる

仮想通貨の売却で得た利益は雑所得の扱いになります。

税率

仮想通貨の売却益は雑所得なので、課税所得に応じて税率が変わります。

申告分離課税の対象とはなりません。

ですので、所得税の税率と同じく、最大で55パーセントが税金として課税される可能性があります。

会社員など給与所得がある人で仮想通貨の売却益が20万円以下の場合、確定申告は必要ありませんが、雑所得の扱いになります。

雑所得も20万円以下なら確定申告の義務はありませんが、仮想通貨以外の雑所得がほかにある人の場合、雑所得が合計で20万円を超える可能性もありますのでご注意ください。

まとめ 詳しくは税理士へ

確定申告したことがない、という方もいらっしゃるかと思います。

税金で困った時はお近くの税理士にお尋ねください。

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