この世界の片隅に

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アニメ「この世界の片隅に」のすずと周作の関係を考察する

2021-11-13

総合評価&あらすじ

総合評価 5

あらすじ

昭和19年、絵を描くことが好きなすずは海軍の街・呉に嫁ぐ。見知らぬ土地に戸惑いながらも、一家の日々の食卓を作り出すために工夫を凝らす。だが、戦争は進み、日本海軍の根拠地だった呉は、幾度もの空襲に襲われる。そして、昭和20年の夏がやってきた。戦時下でありながらも続く日常を、ごく普通の人々の生活を淡々と描くことで魅せる傑作。

おすすめポイントは?

この映画の主人公すずの声の吹き替えをしているのんさんの演技がすずにぴったりとマッチしています。

また、絵のタッチが優しいのも印象的です。

何気ない人々の日常の暮らしを描きながらも、誰にでも襲ってくる戦争。失ったものを誰もが持っているということ、人々はその悲しみを抱えながらも日々を一生懸命生きているということがひしひしと伝わってきます。

また、夫婦とは何か?生きていくこととはなにか?という問いかけも、生活環境が厳しい時代が舞台になっているが故に際立ってきます。

映画を見終わった後には、どことなく懐かしい感じとともに、心の中にさまざまな問いを突きつけられた気分になります。

印象に残ったシーン

すずの夫の周作は、謎の行動をとっています。

海軍の兵士となった水原とすずの故郷は同じ地域であり、すずは昔から水原のことを知っています。

そして、すずは水原のことが好きだ、というふうに描かれています。

縁談があった時も、水原に偶然会って、相手が水原だったらよかったのに、という描写があります。

結婚後、呉の港に水原の乗る艦が帰港した時、水原はすずの家を訪ねています。

しかも、家に上がり込んで夕食を食べ、風呂に入り、一晩泊まっています。

問題は、その晩、家の離れに泊まっている水原の元をすずが訪ねていくシーンです。

夫の周作は気を利かせて「もう会えなくなるかもしれないから」とすずを水原のところに向かわせますが、母屋の玄関の戸に鍵をかけてしまいます。

これは、すずに母家に戻ってくるな、という意味としか捉えることができません。

そして、すずも水原のことが好きなままです。

水原は昔話をしたりしながらもすずに近寄り、好意を伝えますが、すずは体の関係を拒みます。

そして翌朝、水原は艦に戻っていきます。

周作は、すずの水原に対する態度(軽口を叩いたり怒ったりする)をみて、自分との接し方と大きく異なっていることを気にします。

結局、すずと周作は別れることなく過ごしていきますが、周作の取った行動はやはり理解し難いものがある、としか言えません。

(後に、電車の中で2人はこのことで夫婦の在り方についてケンカしたりしています)

ほのぼのとした映画ではありますが、ほのぼのとしているだけでなく、こうした複雑な感情も描いてみせているところが、ただのアニメ映画で終わらないところと言えるのではないか?と思います。

周作のすずを試すような行動は、やはりリスクが大きすぎて「何を考えているんだ」としか思えませんが…

みんなの評判は?

https://twitter.com/ma_cd100/status/1459127677357420547?s=20
https://twitter.com/daiki_movie0117/status/1459096439888375809?s=20

まとめ

ほのぼのとした印象を与える映画ですが、戦争で亡くなった人もあり、すず自身も傷を負い、確実に戦争による被害が出ています。

幸せに暮らせるはずだった人々の生活を奪っていく戦争。

淡々と描かれる日常が、戦争のむごさを余計に際立たせるとともに、平和のありがたさを感じずにはいられません。

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