お金

よつばの日記帳

お金を借りる|直接金融と間接金融

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直接金融とは何か?

お金を調達する際に、自らお金を集めることを直接金融といいます。

これは、国や会社が株式や債権(国債や社債)を発行してお金を集めるやり方です。

いわば、自ら借り入れるための証文を発行しているようなものですが、その証文( つまり株や社債など)それ自体が価値を持ち、価格が変動したりします。

株式の場合は配当金を支払ったりする必要がありますし、社債の場合は償還期限があり、その時には利息をつけて購入者に還元しなければいけません。

余談ですが…

社員という言葉がありますが、「社員」の本当の意味は会社の「出資者」を指します。

会社で働いている人は従業員であり、株主は社員ということになります(働きながら出資もしているなら社員となります)

会社法104条に、株主の責任について書かれた条文があります。

会社法

(株主の責任)
第104条  株主の責任は、その有する株式の引受価額を限度とする。

出資者である株主は社員になるわけですが、仮にその会社が倒産したとしても、株主は持っている株券の価値がなくなって損をするだけで、特に責任を誰かから問われることはない、ということになります。

いわば、株式を発行する場合、それを買ってくれた人は出資者となりますが、株主はその会社が問題を起こしたとしても特に責任を問われるようなことにはなりません。

間接金融とは何か?

一方、金融機関が集めたお金を借りることを間接金融と言います。

預金者から預けられた預金、保険料などのお金を銀行がまた誰かに貸し出す形になります。

お金を借りる際、個人の場合は金融機関を頼ることがほとんどになると思いますが、お金を貸している銀行は誰かからお金を集めたお金を貸し出しています。

ですので、銀行は誰かから集めたお金をお金を借りたい人に貸し出す、いわば仲介をしていることになります。

銀行は特殊な立場

銀行は、特殊な立場にある組織かと思います。

お金を取引する規模が大きいので、影響力が大きいのが銀行です。

世の中には銀行がいくつもありますが、そうした団体同士でのお金のやり取りが実際のお金の流れを作っている部分があるからです。

どこの国にも中央銀行というものがあります。

(日本の場合は日本銀行があります)

その日本銀行が発行したお札がお金となっています(お札には日本銀行券と書かれています)

その中央銀行が世の中で金融業務を行っている機関にお金を貸し出す時の金利が公定歩合と呼ばれるもので、これを操作することによって中央銀行はお金のコントロールをすることになっています。

銀行は、それに基づいて、自らの業務での金利を決めることになります(公定歩合にいくらか上乗せする。そうしないと儲けが出ない)

お金とは不思議なもので、そのものがお金でありながら、銀行にとっては商品でもあります。

貸し出しを行い、その金利で儲けを出すことになります(もちろん、それだけではなく、いろいろなものを買ったり売ったりして利益を出そうとします)

商品の一時的なバッファ(緩衝装置)という意味では、問屋のようなものと言うこともできるかもしれません。

ただ、問屋と違うのは、商品がものではなく、お金であるという点です。

ですので、価値そのものを扱うことができる、ということになります。

腐ったり、傷んだりすることがなく、貯蔵しておくことができる、とても便利なものを扱っているのが銀行です。

実際にものを生産したりすることはありませんが、資金を貸し出したりすることを通して何かを促したりすることはできます。

また、お金を貸すということは出資をしているのと同じことですが、貸し出す前に条件をつけて経営に付随したことを間接的に指導したりすることもあります(お金を貸した先がお金を返してくれないと銀行が困ることになるので、事業計画が妥当なのか、財務状態が健全かどうかなどについてを銀行が判断する)

新しい動き

過去の時代においてはこれが定まった形だったと思いますが、現在では技術が発展したことにより、新しい動きが出てきています。

インターネット上でやりとりできるビットコインの存在です。

何が違うのかと言うと、中央銀行に依存しないシステムだ、ということです。

(ドルでも円でも、あるいは他の通貨でも、それは元々国家単位で流通しているお金)

ビットコインの場合、中央という概念がありません。

(その代わり、やりとりをしている1人1人が主体であり、中心のようにも見える)

ネットワークでお互いをつなぎ、不正がないように監視して、公平にやりとりが行えるようにする仕組みで運営されている、という特徴があります。

しかも、途中で介入するものがありませんので、利用する側にとっては余計な費用を支払う必要がありません。

少なくとも、途中で金利を余計に付け足してお金を貸し出そうとする第三者が介入してくることはありません。

もしこうした流れが多くなってメジャーな存在になれば、銀行というシステムは立場を失います(現に手数料収入が減少するという形で影響を受け始めている)

それぞれの個人がネットワークを通じて直に金融システムと繋がる状態ですので、中間にある銀行の役割は相対的に低下していくことになります。

安全に借りられればOKなはずだが…

借りる側にとっては、このシステムの話は直接には関係のない話だとも言えます。

借りる側としては、うまく借りられればいいだけの話です。

ただ、その内実を知っていれば、手数料を抑えようという行動に繋がることにもなるでしょうから、まったく関係がない、とは言えません。

変わらないもの

技術的なところがどうであれ、変わらないことは「借りたものは返さなければいけない」ということです。

お金を借りる目的は、その借りたお金を使って何かをして、それで不便を解消することです。

特に事業目的の場合は、その不便を解消して利益を出し、借りた分以上の価値を生み出していかなければいけません。

それができないと、事業はいずれ行き詰まっていくことになります…

(次回に続く)

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