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よつばの日記帳

地方の現実|若者がいない…

2020-07-24

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若年層人口の流出

私が住んでいた(いまは転居しています)生まれ故郷は、人口4万人程度、県庁所在地からおよそ20キロ程度離れた場所にある都市です。

産業は農業が盛んですが、それ以外には市内に誘致された工業団地内に製造業の工場がある程度で、これといった産業は農業以外には他にありません。

家賃が若干安い場所もあるので、周辺都市のベッドタウン的な部分もありますが、完全にそうとも言えず、すべてがどっちつかず、というところです。

なお、私の兄たちの世代(第二次ベビーブームの頃)から私までの世代は、まだ子どもが多くいました。

市内に団地がいくつか作られていて、そこで生まれた子どもたちも多かったため、学校の教室は現在よりも生徒数がとても多かったです。

彼らはその後、地元を離れていき、現在、私の小学校の同級生は地元に5人も残っていない状況です。

チャンスがない

背景として、市内には職場がありません。

あるとしたら工場労働者か運送トラックドライバーくらいなものです。

農業については、法人化されているところはほぼ無く、家族経営で一家の長男が継承することが多いのが現状であり、毎月給料をもらって見ず知らずの他人を受け入れる態勢は整っていません(季節的な臨時アルバイトがある程度)

現在でこんな状態ですが、地元によほどの愛着があるか状況が恵まれていない限り、収入という面で生きていくのが辛い気がします。

他の地域にいけば、田舎よりも仕事の選択肢は広がりますので、若者が流出するのは当たり前です。

さらに、田舎なりの困難な問題もあります。

地域の集まりは老人クラブになっている

地域住民の集まり(区民総会などの名称)は必ずあるのですが、非常にベタベタした空間です。

話し合いの場であるはずなのに「この人は他人の嫌味を言いにきたのかな?」という人の割合が多い、という印象です。

自分では文句を言うのに、実際にはなんら提案もせず、行動もせず、他人の失敗を嘲笑うようなところもあります。

そして、参加メンバーはほぼ固定されています。

年齢層も高齢化しています。

高齢者たちのサロンとなっているのが現状です。

普通、どう考えても、若い人はこう言う空間に参加したいとは思いません。

いくら積極的に参加しても、叩かれコケにされ非難されるのでは、行動する意味も見失いますし、嫌になって当たり前です。

ただの顔つなぎで出てきているだけで、作業はやる気がない人も多く、人によっては耐えられない空間になっていきます(それを「繋がりが大事」という言葉でごまかしているのが現実)

ひどい場合、自分に聞こえるように嫌味話を他人に聞こえるようにしている場合すらあります(しかも、それは自分の目の前の家の住人だったりする)

地方政治の集会も老人クラブになっている

さらに、地方政治の集会においても、高齢者サロンになっている傾向がとても強くなっています。

会費を払って参加して、政治報告会が終わった後、酒宴が始まります。

これは政治とは本来関係ないことです。

しかも、参加している人の年齢層は高い。

さらに「なんで俺のところにお酌に来ない」と怒るような人さえいる…

本来の目的を逸脱しています。

これが現実です。

若い人は嫌がると思いますが、それをよしとしている側は、それに気がついていないのでしょうか?

若者は少ないですし、投票にもあまりいかないかもしれませんから、それが成り立っている部分もあるような気がしますが…

批判対象を見つけて叩きのめそうとする

さらに、厄介なことがあります。

地域でも違うかもしれませんが、目立つ人間を叩きのめす風潮があります。

その人が何をしようとして、何をしたのか、できなかった場合はどのような背景があったのか、ということはお構いなしです。

ただ、「失敗した」という結果と、誰かが言った事実と違う噂だけを根拠にして人を批判するというのが現実です。

そりゃ、誰もチャレンジしようと思わなくなりますよね?

希望はあるのだろうか?

私は、こういう風潮に耐えられないタイプの人間です。

それでも、参加しないといけないかと思って集会には参加したりしましたが、やはり無理でした。

正直、これでは人が離れて当たり前だし、救いがない、と思いました。

偶然、仕事と家庭のトラブルが起きたのを契機に私は地元から離れましたが、それで正解だったと思っています。

仮にこの状況を変えるなら、人口構成比がガラリと変わって、移住者が人口の半分を超えるような状況でも起こらない限り無理です。

政治においても、政治集会に集まってくるような高齢者に気に入られないと当選すらできない、という状況では、おそらく政治家を志望する人の絶対数は少ないままです(当然、いい政治家が登場する確率も低くなる)

自分で自分の首を締めているのにも気づかず、足の引っ張り合いをし続けるようでは、没落するのは目に見えています。

心が折れるような地方ばかりではないと思いますが、こういう地方があるのも現実です。

(どうか、心の隅に留めておいていただけたら、と思います)

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